北魏
概要
鮮卑によって建てられた国で、五胡十六国時代を終わらせた国。
漢化政策や均田制を定めた孝文帝の時代が最盛で、南北朝時代の北朝の一つ、
まとめ→中国王朝
時代
386年〜534年
場所
詳細
拓跋氏によっておこされ、五胡の一つとして華北で力を伸ばした鮮卑による国です。
五胡十六国と呼ばれた華北の国々の中で力を伸ばし平城を都とする北魏をたてると、太武帝の時代に華北の勢力を一掃します。
孝文帝の時代に三長制と均田制が整備され、積極的に中国風に改める漢化政策、洛陽への遷都も行われます。
北魏の時代に作られた制度は隋代に参考にされ、中国の基盤となる制度となりました。
6世紀前半に東魏と西魏に分裂し、それらはすぐに北斉・北周に取って代わられました。
北魏とその後の4国を合わせて北朝とよび、その間華南で興亡していた宋・斉・梁・陳の4国を南朝、この時代を南北朝時代と呼びます。
文化
太武帝は仏教を激しく弾圧しますが、彼の死後には信仰が復活し、平城の近くに雲崗石窟が作られ、孝文帝の遷都後には新都洛陽に竜門石窟が作られるなどします。
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