第一次世界大戦
概要
バルカン半島での対立から、列強諸国が参戦したことで世界規模の戦争に発展しました。
まとめ→大戦まとめ
時代
1914年〜1918年
場所
詳細
背景
さまざまな宗教や言語を話す人が住んでいるバルカン半島では、2度のバルカン戦争が起こるなど、不安定な状況が続いており、「ヨーロッパの火薬庫」 と呼ばれていました。
そしてサライェヴォ事件を契機に、オーストリアがドイツの支持を得てセルビアに宣戦しました。
これに対し、対立構造のできていた列強諸国が参戦し、ドイツ・オーストリアなどの同盟国側と、フランス・ロシア・イギリス・日本などの協商国側に分かれて対立しました。
経緯
ドイツが中立国のベルギーへ侵入したことで、戦争が開始され、航空機・毒ガス・戦車などの新兵器が使用されました。
また、予想外に長期化する戦争を維持するため、各国は総力戦の体制を取りました。
イギリスは互いに矛盾する、サイクス=ピコ協定とバルフォア宣言、フセイン=マクマフォン協定を結ぶ三枚舌外交を行い、協商国側の支援を取り付けました。
ロシアでは革命が起き、ブレスト=リトフスク条約を結び戦争を離脱します。
そしてドイツが無制限潜水艦作戦を発表したことをきっかけに、アメリカ合衆国が協商国側で参戦しました。
ドイツ国内では、即時停戦を求めてキール軍港で蜂起が起こったことを契機にドイツ革命が拡大し、共和政が成立して連合国と休戦協定を結んだことで、戦争は終わりました。
戦後処理のため、パリ講和会議が開かれます。
結果
帝国主義を掲げていた列強国同士の対立により戦争が起こったことから、植民地では民主主義運動が激化しました。
多くの国では、総力戦体制下で労働において女性が活躍したことで、女性参政権が拡大しました。
またイギリスの三枚舌外交は、現代まで続く中東問題を引き起こしました。
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