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マケドニア


概要

古代ギリシア世界を最後に統一した国家。

フィリッポス2世により力を増し、アレクサンドロス大王はオリエント全域を支配した。

流れ→アケメネス朝ペルシアアレクサンドロス大王

まとめ→ギリシャオリエントと地中海世界

時代

前7世紀頃〜前2世紀 前4世紀 ギリシアの覇権獲得、東方遠征

場所

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詳細

ギリシアのポリスがペロポネソス戦争以来争ってきた中で、その北でフィリッポス2世の治世に大きく力を力を伸ばしたマケドニアはスパルタ以外のポリスの同盟、コリントス同盟の盟主となり、アテネ、テーベなどを服属させます。

スパルタも後に征服し、ギリシア世界の頂点に君臨します。

後を継いだアレクサンドロス大王は前334年に東方遠征へと出発します。

ペルシア王ダレイオス3世との直接対決、イッソスの戦いで勝利を収めるとフェニキア人、エジプトを征服し、エジプトにはアレクサンドリアという都市を建設しました。

この都市はのちに学問の中心として繁栄します。

前331年にペルシアとの最終決戦、アルベラ(ガウガメラ)の戦いで勝利し、アケメネス朝ペルシアを滅びさせます。

大帝国を築いた大王でしたが、体制を整える前に病気で亡くなると後継者(ディアドコイ)争いが勃発します。

その結果として帝国は3分割され、アンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプト が成立します。

大王の遠征によってギリシア文化はオリエント全域に広がり、プトレマイオス朝が前31年に滅びるまでの約300年をヘレニズム時代、その時代のギリシア文化、オリエント文化の融合した文化をヘレニズム文化と呼びます。

アンティゴノス朝マケドニアは前2世紀にローマに敗れ、属州となります。

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補足

現在の北マケドニアとの直接的な繋がりはないそうです。

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