セレウコス朝シリアから独立したペルシア系民族の国家。
首都をクテシフォンとし、絹貿易で利益を得ていた。
流れ→ササン朝、アレキサンドロス大王
まとめ→オリエント、オリエントと地中海世界
前247年〜後224年

セレウコス朝シリアからバクトリアと同時期に独立したペルシア系民族の国家です。
アルサケス1世により建国され、アルサケス朝(安息)パルティアと呼ばれていました。
クテシフォンに軍事施設を設け首都としていて、ヘレニズム文化の担い手ともなっていました。
シルクロードでの貿易で絹貿易を独占して利益をあげており、後漢の班超がローマ帝国(大秦国)との直接交易のために甘英を派遣した際にはこれを阻止します。
ローマと争い弱体化し、ササン朝のアルダシール1世に滅ぼされます。
関連動画