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今回は,2007年の京大文理共通問題より,整数の方程式・不等式に関する問題をピックアップ。
3 つの方程式や不等式をみたす整数 a, b, c, d の値を求めます。
わからない文字が 4 つあり,等式の形で与えられた条件式は 3 つしかないのですが,うまく式変形してあげることで解は 1 組に絞られるのが面白いところですね。
ポイントは ad - bc + p = 0 の使い方。
整数の方程式では「積の形にする」というのが大切なテクニックで,今回もそれを用います。
積の形を解いてあげた後は,不等式を用いて解を絞り込むことになります。
条件式が複数あるので,全ての条件式を満たしているか,同値変形できているかなどに留意して答案を書きましょう。
今回は,同値性についても注意しつつ解説しています。
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【プロフィール】
林 俊介 (はやし しゅんすけ)
オンライン家庭教師を運営する会社の社長。
大学の講師もやっています。
2015年 筑波大学附属駒場高等学校 卒
2015年 東京大学理科一類 入学
2019年 東京大学理学部物理学科 卒
・2014年 日本物理オリンピック金賞
・2014年 東大実戦模試物理1位
・東大入試本番では数学で 9 割を獲得
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<目次>
00:00 2007年 京大 文理共通問題
00:47 方針:積の形をつくる
05:34 ①②を用いて方針を実行
06:59 p = (a+b)(a+c) を解く
09:54 条件式をいったん整理
14:14 残りの条件式を用いる
16:33 答えと解法のまとめ
19:39 おわりに