世界史一問一答問題集主権国家体制の成立
以下、問題と解答になります。
問1
全盛期にはヨーロッパから新大陸に及ぶ広大な家領を有して一族で支配権を分有した、13世紀から20世紀初頭に至る神聖ローマ帝国及びオーストリアの王家は何か
答え:ハプスブルク家
問2
1516年にスペイン王位に、1519年に選挙で神聖ローマ皇帝位につき、ヨーロッパの広大な領土と新大陸の植民地を支配したハプスブルク家出身の人物は誰か
答え:カール5世(スペイン王としては:カルロス1世)
問3
カール5世と激しく衝突しイタリア戦争を展開した、フランス・ヴァロワ朝の国王は誰か
答え:フランソワ1世
補足
イタリア戦争
1494年から1559年まで続いた、イタリアの覇権を争うフランスと神聖ローマ帝国の戦い
問4
1559年締結された、イタリア戦争の講和条約は何か
答え:カトー=カンブレジ条約
問5
カルロス1世の引退によって1556年に王位につき、1580年にポルトガルを併合して新大陸からアジアにかけての広大な領土を統治したスペイン絶対王政の全盛期の国王は誰か
答え:フェリペ2世
補足
陽の沈まない
問6
1571年におこった、スペイン・ローマ教皇・ヴェネツィアの連合艦隊がオスマン帝国艦隊を破った海戦は何か
答え:レパントの海戦
問7
スペイン領ネーデルラントの新教徒達が、フェリペ2世のカトリック強制などの圧政に対して起こした反乱は何か
答え:オランダ独立戦争
補足
ネーデルラント
・南部10州(現在のほぼベルギー)
カトリック教徒が多く、1579年に戦争を離脱しスペイン支配下に留まった
・北部7州(現在のほぼオランダ)
1579年にユトレヒト同盟を結成し、1581年に独立を宣言した
問8
オランダ独立戦争を指導し、1581年に北部7州の独立を宣言してネーデルラント連邦共和国の初代総督となった人物は誰か
答え:オラニエ公ウィレム
補足
1609年の休戦条約により実質的に独立し、1648年のウエストファリア条約で国際的に承認された
問9
ネーデルラントの北部に位置し、衰退したアントウェルペン(アントワープ)に代わって貿易や文化の中心として繁栄した都市はどこか
答え:アムステルダム
問10
スペインの衰退とイギリス台頭の契機となった、1588年にイギリス海軍がスペインの無敵艦隊(アルマダ)を破った海戦は何か
答え:アルマダ海戦
問11
イギリス宗教改革を完成させ、重商主義政策をとってイギリス海洋帝国の基礎を築いた、16世紀後半のテューダー朝絶対王政の全盛期の女王は誰か
答え:エリザベス1世
問12
エリザベス1世の時代に私拿捕船の船長として活躍し、イギリス人として初めて世界周航に成功した船乗りは誰か
答え:ドレーク
補足
私拿捕船
国から許可を得て敵国の船や植民地に対して海賊行為を行った民間船
問13
16世紀後半にイギリス毛織物生産の分野で始まった、資本家が工場を設置して労働者を雇用し、手工業により商品を製造する生産様式は何か
答え:マニュファクチュア
問14
17世紀以降イギリスやオランダ、フランス等に設立された、インド以東のアジア地域との貿易を特権的に行う貿易会社は何か
答え:東インド会社
問15
1562年から1598年までフランスで展開された、カトリック(旧教徒)とカルヴァン派(新教徒)の宗教戦争は何か
答え:ユグノー戦争
補足
ユグノーはカルヴァン派のフランスでの呼称
問16
アンリ2世の王妃となり、王の死後は摂政として16世紀中頃のフランスの実権を握った、サンバルテルミの虐殺の主導者とされる人物は誰か
答え:カトリーヌ=ド=メディシス
補足
サンバルテルミの虐殺
1578年8月に勃発した、旧教徒による新教徒殺害事件
問17
ヴァロワ朝断絶後の1589年に即位し、ブルボン朝を開いて王権強化に努めた国王は誰か
答え:アンリ4世
問18
アンリ4世が1598年に発布した、プロテスタントの信仰の自由を条件付きで認める法令は何か
答え:ナントの王令(勅令)
補足
この王令によりユグノー戦争は終結した
問19
1610年に即位し、リシュリューを宰相として新教徒弾圧、アカデミー=フランセーズの創設、海外進出等を進めて絶対王政を確立した国王は誰か
答え:ルイ13世
補足
三部会の招集を停止した
問20
1643年に即位した幼少のルイ14世の宰相となり、フロンドの乱を鎮圧するなど中央集権化を進めた政治家は誰か
答え:マザラン
補足
フロンドの乱
1648年から1653年にかけて起こった、ルイ14世とマザランの政治に対し、貴族や高等法院が起こした内乱。
鎮圧され、結果的に王権強化に繋がった。
問21
1616年から1648年にかけてドイツを戦場にして行われた、ヨーロッパ諸国による国際的宗教戦争は何か
答え:三十年戦争
問22
三十年戦争において傭兵隊を指揮し、デンマークやスウェーデンの新教徒軍と戦った神聖ローマ皇帝側の総司令官は誰か
答え:ヴァレンシュタイン
問23
三十年戦争において、1630年にドイツに侵攻し、新教徒側の中心としてヴァレンシュタインなどの旧教徒軍と戦ったスウェーデン国王は誰か
答え:グスタフ=アドルフ
問24
1648年に締結された、ヨーロッパの主権国家体制が確立したとされる三十年戦争の講和条約は何か
答え:ウェストファリア条約
補足
ウェストファリア条約の内容
・カルヴァン派を含む新教徒の信仰の自由が認められた
・ドイツの約300の諸侯は独立した領邦となる→神聖ローマ帝国の有名無実化
・フランスは、ドイツからアルザス地方の大部分とその他の領土を獲得
・スウェーデンは北ドイツの西ポンメルンその他の領土を獲得
・オランダとスイスの独立の承認
問25
15世紀からブランデンブルク選帝侯国やプロイセン公国を支配し、19世紀後半には統一後のドイツ帝国皇帝の地位についた一族は何か
答え:ホーエンツォレルン家
補足
ブランデンブルク選帝侯国とプロイセン公国は1618年に同君連合国となり、1701年にプロイセン王国に昇格した
問26
正式にツァーリを名乗り、大貴族抑圧策をとり“雷帝“と呼ばれて恐れられた16世紀のモスクワ大公は誰か
答え:イヴァン4世
問27
15世紀頃から、ロシアの圧政を逃れて南ロシア辺境地帯に住み着き、その後特権を与えられロシアの辺境警備などにあたるようになった人々を何と呼ぶか
答え:コサック
問28
イヴァン4世の時代に、シビル=ハン国を征服してロシアのシベリア進出を進めたコサックの隊長は誰か
答え:イェルマーク
問29
ロシアの政治混乱の中、1613年に全国会議でツァーリに選ばれ、ロマノフ朝を開いた人物は誰か
答え:ミハイル=ロマノフ