【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
霊長類の進化について講義します。
*類人猿(そしてヒト)は、比較的大きな脳をもつ。
*類人猿にヒトを含めることもある。
*霊長類→類人猿→人類のように、直線的に進化は起こるものではない。実際には、霊長類の中に、類似年と人類の共通祖先が現れた。
*現生のツパイ(動物園などで出会えます)は、直接的な霊長類の祖先ではない。霊長類の祖先に近い姿なのではないかと考えられている。かつては食虫目と呼んだが、現在ではツパイ目と呼ぶ方が多い。
*かぎ爪をもつ霊長類も存在する(毛づくろい等に用いる)。
*初期人類(化石人類)などには、比較的眼窩上隆起が発達したものも存在する。
●霊長類は以下のような特徴をもつ。
・両眼が顔の前面につき、立体視できる範囲が広い。→遠近感が発達(樹上生活では、枝までの距離感をつかむことは大切)。
・平爪をもつ(物がつかみやすい。かぎ爪では物がつかみにくい)。
・拇指対向性(ぼしたいこうせい。拇指が他の4指と向かいあい、物がつかみやすい)をもつ。
*拇指対向性は母指対向性とも書く。拇指対向性とは、拇指(親指)が他の4指と向かい合い、ものを把握できることを指す(直立二足歩行をする人類では足の拇指対向性は消失したが、手ではこれが極度に発達し、道具使用の能力を促進する基盤となった)。
●人類は、以下のような特徴をもつようになった(★は特に重要)。
★脊椎がS字状に湾曲した(直立二足歩行に適している。なお、類人猿の脊椎はアーチ状で、ナックルウォークに適している)。
・直立二足歩行を行うことで、前肢をさまざまな作業に使うことができるようになった。
・後肢に土踏まずができ、歩行に適するようになった。
★直立姿勢で内臓を支えるため、骨盤が幅広くなった。
★大後頭孔(だいこうとうこう)が頭骨の真下に位置し、脳が重くなる(大脳が発達)ことが可能になった。
*大後頭孔:脊髄の出口(頭蓋底を脊髄が通過する孔)。
*人類では、大後頭孔が頭骨の下面中央寄りに位置することで、重い頭を脊柱の上に安定して載せやすくなり、頭部の大型化に伴う力学的負担を小さくできる→直立二足歩行に適している。
★眼窩上隆起(がんかじょうりゅうき)が小さくなり、犬歯が小さくなり、あごが退化した(おそらく軟らかいものを食べるようになったから)。
*眼窩上隆起は咀嚼器官の強力な圧力を吸収する装置であると見なされている。
・歯列がU字型から放物線型になった。
・新人(ホモ・サピエンス)にはおとがいがある。
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