朝に勉強をするならこれ!
どうも、フジです。
今回は「朝に勉強するなら」がテーマです。
みなさんは朝も勉強していますか?
朝学校に行く前の時間だったり、早めに登校して授業が始まるまでの時間だったりで、何かしらの勉強をしているという人は、学年が上がるにつれて増えてくるんじゃないかなと思います。
まだ朝勉を取り入れていない人には、是非取り入れてもらいたいところなのですが、それはさておき、既に朝勉をしているよという人であれば、少ない朝の時間を可能な限り効率よく利用したいと考えていることでしょう。
私も試行錯誤の末に、自分の朝勉スタイルを確立しました。
私の経験をもとに「朝はどんな勉強をすればいいの?」という疑問にお答えしようと思います。
理系科目がオススメ…?
みなさんも、一度は「朝 勉強 何する」みたいな感じで検索をかけたことがあるのではないでしょうか。
もちろん私もあります。ほとんどの記事が「脳が活性化しやすい朝の時間帯は、思考力やひらめきが求められる数学や理科などの理系科目を!」と書いているんですよね。私は脳科学については全く詳しくありませんが、脳科学の観点から勉強内容について考えた場合、これは間違っていないようです。
「じゃあ私は、朝学校についてから授業が始まるまでの15分で数学の問題を2〜3問解こうと思います!」
ちょっと待ってください。
もっとうまい時間の使い方があるでしょう?
脳科学の観点から見ると、朝は理系科目の勉強効率が高いのでしょうが、「朝はとにかく理系科目!」が正解なのかと言われると、それは違うぞと断言できます。理科の事情には詳しくないので数学について話しますが、少なくとも数学の勉強は、ある程度まとまった時間をとって行ったほうが効率はいいはずです。
数学は、間違えた問題ひとつひとつの解法を暗記していくことも大切ですが、それと同時に、その単元で出てくる解法を全て列挙できるようになるくらいのことが必要です。ですから、朝の20〜30分の時間で1問や2問解くよりは、放課後に1時間や2時間まとまった時間をとって、単元をマルっと勉強するほうがいいよねという話です。
「朝の時間だけで完結するもの」
なら朝は結局何すればいいの?
「朝の時間だけで完結するもの」を勉強するのがいいでしょう。
前節で述べた「朝の20〜30分の時間で数学の問題を1問や2問解き、続きは放課後にやる」というやり方は、ぶっちゃけ、英語の長文読解問題の長文を読んでいる最中に急に手を止めて「残りは放課後にやるね」と言っているようなもんなんです。そんなことするくらいなら、朝の時間だけで完結させることができる何かをやる方がよっぽどいいに決まっています。
私のオススメは2つです。
まずは、前日に暗記したものの復習。
前日に暗記したものの復習であれば、20〜30分もあればできてしまいますね。私の記事では度々登場していますが、エビングハウスの忘却曲線を考慮すると、どうしても勉強した翌日には最初の復習をしておきたいところ。前日の復習をやるべきこととして認識するのなら、朝の時間に片付けておくのがベストでしょう。
私は毎日2〜3時間かけてその日学習した世界史の内容をまとめていたので、朝にはいつも、前日にまとめた世界史を復習するようにしていました(ランニングをしながら暗唱していた)。
前日に暗記したものが特にないよという場合(そんな場合があるかどうかは知らない)は、今日中に覚え切りたいものを一通り覚える時間にするのもアリですね。その日にある10分休憩などの隙間時間を利用して、繰り返し繰り返し復習することで頭の中に叩き込む、その1回目として朝の時間を利用しましょう。
もう1つはリスニングです。
こちらも1日20〜30分で十分なものになっています。受験生であればリスニングの勉強も毎日やるはずですから(ですよね?)、やるべきこととして朝のうちにこなしておくと、放課後に「今日まだリスニングやってないしなぁ〜、やらなきゃな〜」なんて気持ちにならずに済みます。
私はリスニングも毎朝30分行っていました。世界史暗唱ランニングから帰ってきた後ですね。朝のルーティーンの中に組み込んでやれば毎日しっかりと継続できるので、継続力に問題があるような人には特にオススメです。
どうでしょうか、参考になりそうですか?
今回はここまでです。ありがとうございました。




