こんにちは、Harunaです!
今回は「使える!英語の表現の幅が広がる慣用句/ことわざを知ろう。 Part3」というタイトルでお届けします。
日本語と同様に、英語にも沢山の慣用句やことわざがあるのですが、意味を知って使うとすごく面白いんです!
今回は、皆さんが使える英語の慣用句/ことわざを3つご紹介していきます。
それでは早速、見ていきましょう!
英語の慣用句/ことわざ表現を知ろう!
1. Break the ice(場を和ませる)
新しいクラスやグループに入ったとき、最初は少し緊張しますよね。
そんなときに使えるのが "break the ice" という表現です。
「氷を壊す」という意味ですが、実際には「場を和ませる」「初対面の人と打ち解ける」という意味になります。
日本では「アイスブレイクをしよう!」と言われることが多いですが、英語でも同様に使われます。
例文:
・"He told a joke to break the ice at the meeting."
(彼は会議で場を和ませるためにジョークを言った。)
・"At the school orientation, the teacher played a game to break the ice."
(学校のオリエンテーションで、先生は場を和ませるためにゲームをした。)
・"I always ask simple questions like ‘Where are you from?’ to break the ice when meeting new people."
(新しい人に会うときは、いつも「どこ出身?」のような簡単な質問をして場を和ませる。)
★由来
Break the iceは砕氷船に由来すると考えられており、砕氷船が海の硬い氷を砕くことによって、航行はもっと順調に進むものです。
初対面の人が集まると、雰囲気が冷たくて話しにくいこともありますが、そこで「icebreaker」があることで雰囲気が軽くなり、話しやすい環境になります。
2. Hit the nail on the head(的を射る)
何かをズバリ言い当てたり、的確な指摘をしたりするときに使える表現が "hit the nail on the head" です。
直訳すると「釘の頭を打つ」ですが、実際には「的を射る」「核心を突く」という意味になります。
例文:
・"Her analysis really hit the nail on the head."
(彼女の分析はまさに的を射ていた。)
・"When my teacher said I need to improve my time management, she really hit the nail on the head."
(先生が「時間管理を改善したほうがいい」と言ったとき、まさにその通りだった。)
"You hit the nail on the head when you said that teamwork is the key to success."
(「成功のカギはチームワークだ」とあなたが言ったとき、それはまさに的を射ていた。)
★由来
Hit the nail on the headは大工仕事に由来すると考えられています。
「nail(釘)」を「head(頭)」の部分に正確に打つ(hit)ことができれば、釘はしっかりと木に固定されますが、少しでもずれると釘が曲がったり、しっかり打ち込めなかったりします。
そのため、「hit the nail on the head(釘の頭を正確に打つ)」というのは、まさに 「的確に物事を捉える」「核心を突く」 という意味に発展したと考えられているのです。
3. Burn the midnight oil(夜遅くまで勉強/仕事をする)
試験前や課題の締め切り前に、夜遅くまで勉強するときにぴったり使える表現が "burn the midnight oil" です。
直訳すると、「真夜中のオイルを燃やす」という意味ですが、実際には「夜遅くまで勉強・仕事をする」という意味で使われます。
例文:
"I had to burn the midnight oil to finish my report."
(レポートを終わらせるために夜遅くまで頑張った。)
"She burned the midnight oil to prepare for her final exam."
(彼女は期末試験の準備のために夜遅くまで勉強した。)
"We burned the midnight oil working on our group project."
(私たちはグループプロジェクトのために夜遅くまで頑張った。)
★由来
Burn the midnight oilは電気が普及する前の時代に、ろうそくやランプなどの油を使った照明を夜中まで使って勉強や仕事をする人々に由来しています。
昔は、油は貴重な資源だったため、夜中まで油を燃やすということは、すごく熱心に努力するということを表しています。
最後に・まとめ
今回は「使える!英語の表現の幅が広がる慣用句/ことわざを知ろう。 Part3」というタイトルでお届けしました。
ご紹介した3つの慣用句/ことわざはこちら↓
・Break the ice – 場を和ませる・初対面の人と打ち解ける
・Hit the nail on the head – 的を射る・核心を突く
・Burn the midnight oil – 夜遅くまで勉強や仕事をする
どれも日常会話で使える便利な表現ばかりなので、是非使ってみてくださいね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう!







