アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

【単語帳】難関大学合格のための英単語勉強法 part3


英語
2024年4月3日

難関大学合格のための英単語勉強法  part3

どうも、フジです。

今回の記事は part3 です。具体的に、単語帳にどのような書き込みをしていたのかを綴っています。参考になりそうだな、これは自分にとっても必要かもしれないなと思ったものだけを是非採用してみてください。

「難関大学合格のための英単語勉強法」のpart1はこちら、part2(より正確な日本語訳)はこちら。また、この勉強法は効率的な復習法あってこそだと思っているので、「難関大学合格のための英単語復習法」のpart1part2part3も是非。

イディオム/関連語

効率よく暗記しようと思ったら、知識の”関連性”を利用するのが良いでしょう。

大量の英単語を覚えろと言われた時に、なんの関連性も、なんの規則性もなく並んでいるものと、似たような意味の英単語/似たような綴りの英単語/当該英単語のイディオムがセットになって並んでいるもの、どちらの方が覚えやすいかと言われると、圧倒的に後者なのはもはや考えるまでもありません。

なので私は、単語の近くに、その単語のイディオムや関連語を多く書き込むようにしていました。

いくつか例を挙げましょう。

•tempt
(他)〜を(…するよう)誘惑する(to do,into doing)
tempt A to do[into doing]「〜するようAを誘惑する」

•temptation 
(名)誘惑

私が使ってた鉄壁には上の2語が並んで掲載されています(この時点で既にまあまあ優秀)。で、私がここに書き加えていたのは「tempting : (形)魅力的な,気分をそそる」です。所謂派生語ってやつですね。正直、掲載されている意味をきちんと覚えていれば、多少形が変わろうと対処はできるでしょう。temptingなんてまさにそうです。でも、事前にマークしておくに越したことはありませんからね。何度も何度も復習するわけですから、覚えようとしなくとも、見覚えがあるくらいにはなるはずですし、私はきっちりメモしていました。

pretend「(他)(〜する)ふりをする(to do)」のそばに pretender をメモしてますね。仮にメモなしで pretender を訳すなら、pretend から「ふりをする人」という訳までは思いつくので、その先の細かいニュアンスの判断は文脈に基づいて…って感じになるハズ。キツそうですねぇ。pretender「(不当に)主張する人/偽善者,見せかけを装う人」のメモがあって、そのおかげで若干でも見覚えがあれば、訳出も相当楽になるでしょう。

•interact
(自) (〜と)相互に作用する,交流し合う(with〜)

•interaction
(名)相互作用,交流

この2語の横にはtransact、transaction、counteract、counteractionの4つの単語をその意味とともに書き加えています。これは「〜act」の形になっている英単語たちですね。字面も意味も似通っているので、関連づけて覚えてしまおうという作戦です。確かどの単語も別のページに掲載されてはいましたが、きちんと英単語とその意味を書き加えていました。復習の際にサッと目を通せるように…です(なので参照ページ数のメモは非推奨)。

assertのそばにassetを書き加えたりもしてますね。単語自体に関連性は全くなくとも、綴りが似ていて混同しやすいなと感じたら、むしろそこに関連性を見出して、セットで覚えてしまうのがよいでしょう。

•issue
(名) ①問題 ②(雑誌などの)号
(他)〜を発行する,発布する
at issue 「争点となっている」

この単語の横には have issue「《…のことで》問題を抱えている,不満がある《about,with》」と take issue「《人と/…に関して》対立する,異議を唱える《with/about,on》」のメモがあります。イディオムですよね。

イディオムのメモは確か、長文読解で出てきて初見で訳せるかどうか…という基準で書き込むかどうかを決めていたような。少なけりゃ全部メモったりもしてましたけど、多いと流石に選別していましたね。これも、(全部完璧に覚えれるに越したことはないけど)覚えられなくてもいいからとりあえずメモだけはしておこうというスタンスで取り組んでいました。

とまあ、こんな感じです。

とにかく関連性を大切に。どんな形ででも関連しているのなら、まとめて覚えようとするのが効率が良いです。

出題頻度順•重要度順の単語帳は…

最後に。

話は逸れますが、個人的には、出題頻度順や重要度順に英単語が掲載されている英単語帳はあまりオススメ”できません”。

出題頻度順や重要度順の利点は、最初のページから覚えていくことで、比較的早く一定水準の長文読解力を獲得することができるという点です(前半ページに頻出重要単語が集約されているから)。

よくよく考えると、この「比較的早く一定水準の長文読解力を獲得することができる」という点は、最終的に単語帳1冊を全て完璧にするつもりの人にとっては、全く魅力的じゃないんですよ。むしろデメリット。彼らにとっては、”単語帳1冊を短期間で完璧にできること”が重要なのに、初期の伸び率を優先し、単語どうしの関連性を蔑ろにしてしまっているせいで、その点を損ねてしまっているんです。

次回で最後です!

この記事の著者

profile-img
フジ

地方公立高校から東京大学文科2類に現役合格。 現在経済学部在学中。公認会計士志望。 アプリokkeのマイページ「コメント•要望」から、 記事内容のリクエストをお待ちしております!