近現代の北欧についてです。
内政を重視し中立を取るのが基本政策でした。
19世紀〜

近世以降、拡大政策をとることなく内政の充実に努めたデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの三国は、一次大戦を迎えると中立を宣言します。
また、ロシアに服属していたフィンランドも混乱に乗じて独立を達成しました。
一次大戦、世界恐慌で経済情勢に打撃は加わったものの、ファシズム化することなく安定を迎えます。
二次大戦に入ると、四国とも中立を宣言したもののデンマーク・ノルウェーはドイツの侵攻に遭い、スウェーデンはドイツに譲歩、フィンランドは枢軸国側にたちソ連と交戦状態となります。
大戦が終わるとそれぞれ独立国家となり、国際連盟に加盟、デンマークとノルウェーはNATO(北大西洋条約機構)に加盟します。
戦争で大きな被害を被らなかった北欧の国々は復興も早く、工業化の発展と経済的平等、教育がすすんだ国となっています。

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