アプリ「okke」で効率よく学ぶ!

NATO


NATO

北大西洋条約機構米国と欧州諸国が加盟する軍事同盟

本部はブリュッセル。

機能

基本的な目的・機能は、加盟国による集団安全保障

加盟国のうち、どこか一か所でも他国に攻撃されたら、NATOの全加盟国が協力して対峙する、というもの。

詳しくは集団安全保障の項を参照。

歴史

結成は1949年

第二次世界大戦終結後の冷戦構造の中、ソ連を中心とする東側諸国に対抗するため、アメリカ合衆国を中心に西側諸国で結成された。

結成はワルシャワ条約機構より先

したがって、「ワルシャワ条約機構に対抗して結成された」のではない。誤解されやすいので注意。

近年の動き

冷戦終結以降、東欧の民主化が進行するにつれて、NATOは東方に拡大した

ポーランド、チェコ、ハンガリーなどが加盟しており、ウクライナもNATO加盟を希望している。

加盟した東欧諸国では安全保障が強化された一方、仮想敵であったロシアに対しての軍事的圧力も高まり、今般のロシア・ウクライナ戦争発生の遠因になった可能性があるとも考えられている。

NATO軍の介入

歴史上、NATO軍はいくつかの戦争・紛争に介入してきた。その中でも有名なものを挙げる。

  • ボスニア紛争(1995)
  • コソボ紛争(1999)
  • リビア内戦(2011)
  • ロシア・ウクライナ戦争(2022-)

前三者ではNATO軍による空爆が行われたほか、ロシア・ウクライナ戦争ではウクライナへの武器供与等の支援を行っている。

加盟国

冷戦終結後、加盟国が東方へ拡大したことに注目したい。

スクリーンショット_1442024_194958_.jpg

(出典:外務省「北大西洋条約機構(NATO)について」

タグ

# NATO
# ウクライナ戦争
# コソボ紛争
# ナトー
# ボスニアヘルツェゴビナ
# ボスニア内戦
# リビア内戦
# 北大西洋条約機構
# 集団安全保障体制