安全保障体制の一つで、現在では戦争を抑制するために多く採用されている。
「戦争を起こした国をみんなで袋叩きにする」
これが基本です。
加盟国の一つであるA国が、非加盟国のB国に侵略されたとします。
すると、全ての加盟国が、B国に対して反撃します。

加盟国の一つであるA国が、加盟国のC国に侵攻したとします。
すると、全ての加盟国がA国を攻撃します。
こうして、A国は追い返され、侵略は失敗します。

加盟国であったとしても、戦争をしかけたら袋叩きにされてしまうのです。
みんなでよってたかって袋叩きにするので、
というメリットがあります。
このメリットがよく現れたのが湾岸戦争ですね。あれ5日くらいで終わりましたからね。
弱点は、「加盟国が団結できるか?」ということ。
みんなで袋叩きするんだったら、そもそもみんなで団結しないといけないわけです。これができるかというと微妙なんです。
一番いい例が国連です。安保理ではいつもどっかの大国が拒否権を発動していろんな決議がポシャっています。しかも、正規の国連軍は今まで一度も結成されたことがありません。
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