魚介類を人工的に育てる形態の水産業。
海面で行う海面養殖業と、河川や湖沼で行う内水面養殖業がある。
海水魚を飼養する。養殖業のほとんどはこれ。
日本の養殖業もほとんどが海面養殖。
日本に関係の深いのはノルウェー・チリの鮭の養殖、ベトナム・インドネシアのエビ養殖。
ノルウェー、チリではフィヨルドの穏やかな水面を活かして養殖業が盛んに行われている。
(チリの養殖場)
中国の長江流域で盛んに行われている。
(FAO fishstat)
で世界の7割以上。
中国では長江流域で内水面養殖業が盛ん。
東南アジアでのエビ養殖がこれに深く関与している。
東南アジア、特にベトナムやインドネシアでは、広大な面積のマングローブ林が伐採され、日本向けのエビの養殖場が造成されてきた。
餌やりなどにより水中に養分が増え、水質汚染につながっているという批判もある。
赤潮やアオコの大量発生につながることもある。
養殖業は水質悪化の主要因の一つとも言われており、対策が求められている。
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