概要
次方程式 の つの解を とすると、
が成立することを 「解と係数の関係」 という。(ただし、 とする)鬼のようによく出てくる。忘れそうになっても、次の式を展開して思い出せる。
証明
次方程式 の2つの解を として、めんどくさいので とおくと、
となり、示される。
補足
符号を忘れやすい(特に和の方) ので注意。
逆も大事。つまり、 と に上の関係式が成り立つのなら、 は 次方程式 の つの解になる。
また、 と は基本対称式であることは押さえておこう。(基本対称式を忘れた方は、こちらの「基本対称式」の辞書をチェック)
さらに、 次方程式バージョンもよく出てくる。つまり、 次方程式 の つの解を とすると、
が成立する。(ただし、 とする)これも、下の式を展開して、係数を比較すれば思い出せる。