クエン酸回路
クエン酸回路とは
呼吸の反応経路のうちのひとつで、
ピルビン酸を
ミトコンドリアのマトリックスで行われる。
ポイント
下の図は、クエン酸回路の重要な反応のみを記したものである。
脱炭酸酵素により、3回脱炭酸反応が行われ、脱水素酵素により、5回脱水素反応が行われる、
ということをおさえておこう!
脱水素反応は、NADが4つと、FADが1つ担当する。
2種類ともはたらきは同じだが、NADは
(NADも、2分子の水素イオンを脱水素反応により奪っているので注意!)
また、解糖系で、1分子のグルコースから2分子のピルビン酸ができるから、
実際はこの反応がピルビン酸2つ分起こっている。
だから、呼吸の式では、以下のように、
たしかに係数がクエン酸回路の図の2倍になってるよね。
そして、クエン酸回路で脱水素反応により集められた
ちなみに、クエン酸回路は酸素は消費しないが、
電子伝達系と連動しているため、無酸素状態では停止するのに注意しておこう!
動画で学びたい人は、「おうち生物 6. 呼吸のしくみ」をチェック!
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