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電子伝達系


電子伝達系とは

呼吸の3段階の反応経路の3番目の反応。

ATPを主に産生する。

ミトコンドリアの内膜で行われる。

反応の流れ

反応の流れは以下のようになる。

少しややこしいが、きちんと押さえておこう!

電子伝達系.png

① 解糖系とクエン酸回路で脱水素酵素が集めた[H]から、 高いエネルギーの電子が生じる。

② 電子が放出するエネルギーで、が膜間孔に移動する。

③ マトリックス側に比べて膜間孔のの濃度が大きくなる。

④ ATP合成酵素を介してが濃度が小さいマトリックス側に移動する。この時にATPが合成される。

⑤ 水素イオンとエネルギーのなくなった電子を酸素が受け取り、水(H2O)ができる。

ポイント

  • 反応で酸素を用いるため、酸素がないと電子伝達系はできない

  • 電子を出す脱水素酵素たちを「電子供与体」、  電子を受け取る酸素を「電子受容体」と呼ぶ!

  • 電子伝達系の反応を、「酸化的リン酸化」と呼ぶ!

  • 反応式の係数等も把握しておくこと!(以下の通り!)

電子伝達系の式.png

動画で学びたい人は、「おうち生物 6. 呼吸のしくみ」をチェック!

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