神から授かった王権は人民に拘束されないと唱える説で、近世絶対王政の根拠とされた。
イギリスではステュアート朝のジェームズ1世、チャールズ1世、チャールズ2世、ジェームズ2世らがこれを支持していたが、コモン=ロー(一般的慣習法)の理念を掲げ、マグナ=カルタに基づいて、権利の請願が起草され、革命が起こることとなった。
フランスでも ルイ14世 を中心に支持されていたが次第に抑圧され、社会契約論に取って代わられた。
支持していた学者としてはチャールズ1世に仕えていたフィルマーや、ルイ14世に仕えていたボシュエなどが挙げられる。
流れ→イギリス革命、主権国家(フランス)
16世紀〜18世紀
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