イギリスまとめ
概要
イギリスの歴史のまとめです。
現在でも立憲君主制が保たれています。
まとめ図
詳細
ノルマン朝
ゲルマン人によりアングロ=サクソン王国が立てられると、すぐにノルマン人により侵攻されます。
11世紀、ノルマンディー公ウィリアムがウィリアム1世となりノルマン朝を開始します。
プランタジネット朝
血糖が途絶えたことにより12世紀、王朝が入れ替わります。
2代ジョン王はフランスに敗れるなど情けない王として有名で、大憲章(マグナ=カルタ) を突きつけられた王となっています。
3代ヘンリ3世はこれを破ったことから模範議会が発足します。
14世紀半ばの王エドワード3世の時代に百年戦争が勃発、続いてバラ戦争が起きます。
テューダー朝
バラ戦争の結果、ヘンリ7世が即位し16世紀半ばにテューダー朝を開きます。
ヘンリ8世が首長法を、エリザベス1世が統一法を公布したことによりイギリス国教会が確立しカトリックから離脱、新教派のピューリタンの不満も招きます。
また同時期には海外進出も始めるようになります。
ステュアート朝
17世紀、血統の関係からジェームズ1世の開いたステュアート朝の下でピューリタン革命、名誉革命が起こります。
チャールズ1世、チャールズ2世、ジェームズ2世を経てウィリアム3世とメアリ2世が即位、立憲君主制が確立します。
アン女王の時に大ブリテン王国とするとジョージ1世が即位しハノーヴァー朝が始まります。
この時代には海外進出が加速し、覇権を獲得、特にインド経営に力を注ぎます。
またアメリカが独立したのもこの時代です。
そして18世紀半ばには産業革命を達成し、「世界の工場」として繁栄の時代を迎えます。
ハノーヴァー朝
18世紀末に立てられたハノーヴァー朝では責任内閣制がとられ、自由貿易や植民地拡大を推しすすめていきます。
ウィーン体制の保守主義の精神からも少しづつ離れていくこととなりました。
選挙法改正などを経て迎えたヴィクトリア女王の時代が最盛期で、3C政策をとったアフリカを初めとして中国など各地に進出し、インドも植民地化した他、揺れる欧州情勢の中では「光栄ある孤立」を保ちます。
20世紀に入ると孤立の維持は厳しくなり、日英同盟を皮切りにフランス、ロシアと結び協商国となり、第一次世界大戦を迎えます。
→パクス=ブリタニカ、インド植民地化、帝国主義、アフリカ分割、中国分割、第一次世界大戦
ウィンザー朝
血統の関係から、またドイツの地名を冠していることから大戦中に王朝名が変更され、現在の王朝でもあるウィンザー朝が開かれます。
大戦では列強の一国として活躍、二次大戦ではチャールズ首相のもとで連合国の大きな戦力となります。
大戦後は国内の再建に注力しますが、スエズ運河を巡った第二次中東戦争やフォークランド紛争など、旧植民地を巡り戦ってもいます。