点
つまり実数
である。複素数平面上で2点間の距離を考えれば納得できるので、イメージを持っておこう。

【問】
【答】
である。
上の定義から、次の性質が成り立つ。
(証明)
1 は定義から自明に成り立つ。
2 については、
より成り立つ。(最後の同値関係は複素数の相等条件を利用している)
3 については、
により成り立つ。
※共役な複素数
4 については、まず左辺について
右辺について、
よって左辺=右辺となって示される。
ちなみに、性質 3
については複素数平面での図形的なイメージを持っておこう。

さらに、複素数
で表すと、複素数の絶対値は
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