住民の多くが第一次産業に従事している集落のこと。
人々が集まって暮らしている場所を集落というが、このうち第一次産業が主な産業になっている集落を村落と呼ぶ。
生業に適した場所に村落は位置する。
水が得やすい場所に立地する場合が多い。これは、日本の主な農業が水田耕作であることによる。
氾濫原だと、水害を逃れるため自然堤防上に集落が形成される場合が多い。
扇状地だと、湧水の得られる扇端に立地することが多い。
台地では、湧水帯となる段丘崖の下に立地することが多い。
川沿いや海岸に立地する。
日本だと、リアス海岸の湾の部分に漁村がよくみられる。
山間部に立地する。なかには道路も十分に整備されていない峻険な山間部に存在することもある。
これは日本の森林のほとんどが山地林であるため。
日本の林業の衰退によって山間部の村落も衰退しており、過疎化が問題となっているほか、廃村となっている村落も少なくない。
村落には以下の表のように、様々な形態がある。

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また、細かく見ていくと日本にも特徴的な集落が数多く存在する。詳しくはこちら。
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