建武の新政
概要
建武の新政とは鎌倉時代と室町時代の間に後醍醐天皇が政治を行った期間のこと。
詳細
日本史の大きな流れとして権力者を見ていくと、朝廷→幕府→政府というように権力が推移します。
しかし数年だけ朝廷が幕府から政治の実権を取り戻した期間がありました。
それが建武の新政です。
建武の新政の始まり
あるところに後醍醐天皇という天皇がいました。
この戦いに勝利したのは後醍醐天皇です。
こうして鎌倉幕府は滅亡し、後醍醐天皇による建武の新政が始まりました。
建武の新政の終わり
こうして始まった建武の新政でしたが、あまりうまくはいきませんでした。
後醍醐天皇に反感を持った武士たちが足利尊氏の下に集まっていき、再び戦いが起こります。
これが朝廷の後醍醐天皇vs武士の足利尊氏の戦いである建武の乱です。
この戦いに勝利したのは足利尊氏です。
こうして建武政権は崩壊し、足利尊氏による室町幕府が始まりました。
補足
後醍醐天皇は南へと落ち延びて南朝となり、足利尊氏は京都で政治を行ったので北朝と結びつきました。室町時代の初期を南北朝時代と呼ぶのはこういった理由です。
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