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後醍醐天皇


概要

後醍醐天皇とは、鎌倉時代末期・南北朝時代初期の天皇。 建武の新政を行ったことで有名。 後醍醐天皇.jpg

詳細

後醍醐天皇は後宇多天皇の息子として生まれました。 後宇多天皇.jpg 後醍醐天皇は「自ら政治を行いたい。」という気持ちを強く持っていました。 しかし、この頃には鎌倉幕府 つまり北条氏が政治の実権を握っていたのです。 この状況に後醍醐天皇は不満を募らせます。 こうして鎌倉幕府倒幕の計画を立てたのです。 後醍醐倒幕.jpg 何度か倒幕を試みたものの、この計画は失敗し、後醍醐天皇は隠岐に島流しになってしまいます。 後醍醐隠岐.jpg しかし、ここで活躍したのが楠木正成や護良親王といった後醍醐天皇に味方する人々です。 楠木正成.jpg 彼らのような反幕府派の活躍により鎌倉幕府は滅亡し、後醍醐天皇建武の新政と呼ばれる政治を行い始めます。 しかしこの建武の新政はうまくいきませんでした。

民衆の心は徐々に後醍醐天皇から離れていき、後醍醐天皇に反対する勢力が作られていきます。 その中心人物に担ぎ上げられたのが足利尊氏です。 足利尊氏.jpg こうして足利尊氏率いる勢力は後醍醐天皇を幽閉して室町幕府を開きました。

しかしこれでも後醍醐天皇は諦めません 幽閉先から脱走し吉野へと逃れました。 南北朝成立.jpg こうして室町幕府が担ぎ上げた北朝と、後醍醐天皇が率いる南朝が勢力争いをする南北朝時代が始まったのです。

その後も後醍醐天皇は京都へと戻ることを夢見ていましたが、結局戻ることはできずに吉野の山の中で崩御しました。

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