ジャワ島から他の島への移住を奨励する政策。
が主な目的。
インドネシアでは、ジャワ島への人口集中が問題となっている。
人口の半分以上がジャワ島に居住し、ジャワ島では過密が問題となっている一方、ボルネオ島やニューギニア島では人口が極めて希薄。
全人口の約6割が、国土面積の7%を占めるに過ぎないジャワ島に住んでいる。
(インドネシアの州別人口密度(人/km)、mapchartで作成)
などさまざまな政策が行われてきた。
かつては集団移住が多く、移住先で大規模な農園を開拓。油やしプランテーションを開拓するなど、農業の発展にも貢献した。
最近特に注目されたのは首都の移転。
インドネシアの首都は独立以来ジャカルタにおかれていたが、ジャカルタの人口過密、一極集中を是正するため、ボルネオ島のヌサンタラに首都を移転した。
大規模な農園の開発による熱帯林の破壊が大きな問題となっている。
また、ジャワ島と他の島では民族や生活文化が異なることも多く、先住民との衝突も問題となっている。
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