中世フランス
概要
フランク王国が分裂しできたうちの一王国、西フランク王国、現在のフランスのお話です。
教皇やイギリスと対立しますが、どちらも優位に争いを終えます。
時代
9世紀末〜
場所
詳細
フランク王国が分裂してできた西フランクでは、10世紀末にカロリング家が断絶し、ユーグ=カペーがカペー朝を開きます。
12世紀末に即位したフィリップ2世は、イギリスのジョン王と争い領土を奪います。
また13世紀のルイ9世は南フランスのアルビジョワ派を征服し、領土を広げます。
フランスでもキリスト教が信仰されていたため、十字軍の失敗でおとろえた教皇権の影響は及びます。
1303年、教皇の絶対性を唱えたボニファティウス8世をフィリップ4世は捕らえ、謝らせるアナーニ事件が起こります。
これに際し開かれた三部会で支持を得、王権を強めます。
カペー朝が断絶し、ヴァロア朝がたったことから、フランドル地方をめぐり争っていたイギリスのエドワード3世が王位継承権を主張、百年戦争が勃発します。
初めは劣勢でシャルル7世の時には崩壊寸前でしたが、ジャンヌ=ダルクの登場により戦況は一転、カレーを除く全国土からイギリスを撤退させます。
このことも王権の拡大に貢献し、その後の絶対王政へと繋がっていきます。
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