
が盛んで、衣料品の生産(縫製)も行われている。
特に綿織物は生産量が世界2位(29.3%)と、世界シェアが高い。一位は中国。
独立後、最初に発達した重工業が鉄鋼業だった。
ダモダル川総合開発による電力供給、ダモダル炭田の石炭、鉄鉱石を利用し、ジャムシェドプルで鉄鋼業が発達した。
近年、米中対立の激化に伴い、中国に集中していた電気機械の組み立て工場などを中国からさまざまな国に分散させる動きが始まっており、インド政府は工場を積極的に誘致している。
これを象徴するのが、iPhoneのインド生産増加である。
近年、Apple社と関連企業は、米中対立に伴い、リスク分散のために生産拠点を中国から複数の国に移している。
そのなかでもインド生産の拡大は顕著で、Bloombergによると、2024年にはiphoneの14%、7台に1台がインドで生産されていると報じられている。
デリー近郊や西部、IT産業が集積するベンガルールなど南部に自動車工業が集積している。
所得向上に伴ってインドの自動車工業は発展し、生産台数では世界4位となった。

(資料:GLOBAL NOTE 出典:OICA)
インドの自動車販売台数でみると、スズキと現地資本の合弁会社であるマルチ・スズキが約半分となっているなど、日本企業のシェアが高い。
(インド自動車工業会(SIAM))
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