この動画では、一橋大の世界史大論述の過去問を、1979年から2023年まで過去45年間さかのぼり、その中でも特に役に立つ、汎用性の高い問題をランキング形式で紹介しています。
「役に立つ」というのは、一橋大のこれまで出題された問題と解答の重複が多い問題、また特定の時代を理解する際にその大枠がつかめる問題という意味です。
この動画を見ると、一橋大学の世界史の特徴や傾向がよくわかると思います。
一橋大は特定の分野の出題が非常に多い大学です。
特に頻出のテーマは①中世ヨーロッパ史、②近現代ドイツ史、
③明清以降の中国史、④李朝以降の朝鮮史です。
一橋大学の世界史の問題は、日本で最も難しいと言われています。
2023年のアフリカ現代史(モザンビーク・ジンバブエ史)のように、「難しい」「悪問」「奇問」と呼ばれる年もあります。
中には「一橋レジェンド」と言われる伝説の悪問が登場する年もあります。
ただ、総じていえば良問が多いです。
また、頻出するテーマがあり、傾向にも特徴があるため、過去問研究の費用対効果が非常に高いです。
一橋大学の世界史は、パターンで解ける問題や、良問も多いため、全体的な難易度は決して高くないと言って良いでしょう。
日本史と世界史のどちらが「有利」、「不利」かということを科目選択の段階で迷う人も多いと思いますが、上記理由から対策は立てやすいため、世界史を選択することを勧めます。
また、特定の分野の学習を集中的に行う勉強法も有効です。
このチャンネルではヨーロッパ中世史に関する授業も公開しています。
所々で一橋大学の入試問題も使いながら、一橋大学で出題される水準に合わせて授業を展開していますので、ヨーロッパ中世史を極めたい人は、ヨーロッパ中世史の再生リストから学習を進めてください。
ヨーロッパ中世史の再生リストのリンクはこの動画の概要欄に貼っておきますので、そちらから視聴をすることができます。
〇ヨーロッパ中世史集中講義
• 中世ヨーロッパ史集中講義
また、一橋大を受験する生徒は、過去問を解くことが一番力になります。過去問を解いて、解説を聞いて、理解を深めるというサイクルを繰り返すことによって確実に力がつきます。これからも一橋大学の世界史に関する解説動画をあげていきますので、ぜひそちらもあわせてご視聴ください。
〇世界史入試問題解説(東大、京大、一橋、早慶、共通テスト)
• 東大世界史解説
〇松山の世界史チャンネル
/ @松山の世界史チャンネル
①高1授業動画(古代史)
• 高1世界史
②高2授業動画(中世史・近世史)
• 高2世界史
③高3授業動画(近現代史)
• 高3世界史