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この授業、マイクとマイクを服に挟む部分の接続が緩くなったようで、ぐらつき、カチカチゴソゴソ音が入り、普段から多少はしょうがないと思っていましたが、さすがに許容できないレベルの雑音だったのでテープで固定したり服から離して装着したり何度も試行錯誤して繰り返し撮影しました。OKテイク(公開されてるこの授業)が撮れる頃には(19時から始めて終わったのは24時)肩がボロボロで汗だくで疲れ切っている状況でした。次回までにマイクの部分だけ買い替えます(ベクトル9番から新しいマイクになります)。
僕自身は普段からあまりにも神経質です。特に授業の撮影となるとあり得ないほど完璧主義で、そのせいで苦労しています。
板書ミスで黒板消しを使わなきゃいけなくなったり、説明を噛む、図が納得いかない、次の説明がすんなり出てこなくて変な間がある、ピンボケ、救急車の音が入る、近所の犬が散歩で吠えてる声が入る、どれも撮り直す要因になり得ます。
この前、どこかの記事でストレスを感じにくい人の特徴とストレスを感じやすい人の特徴というのを目にして、ストレスを感じやすい側に全て当てはまっていました。
いくつか特徴を書きますと
ストレスを感じやすい人の特徴は
せっかち・他者に厳しい・完璧主義・人に何かを頼むのが苦手・感情を抑えがち・マイナス思考・周囲の評価を気にする
などです。
ストレスを感じにくい人の特徴は、だいたいこれらの逆です。
当てはまる当てはまらないについてはおそらく生まれつきの体質なのではないかと思うので、今から全く逆の体質に変えることはほぼ不可能なのだろうと感じます。ただ、自分はやはりストレスを感じやすい人間なのだと認識していることは、多少の救いになるとは思います。
この体質で授業を撮り進めることに多大な苦労をしていますし、こんなに完璧主義じゃなければ、ミスも愛嬌で人間らしさがもっと出たり、更新の頻度も増やせるのにとは思います。本当に撮影をやめてしまいそうになるくらい神経質でストレスを感じています(やめたらごめん)。
ではなぜそこまでストレスを感じながらも撮影を続けようとするのかというと、僕の人生において唯一、他者に貢献できるものだからです。あわよくば僕が死んだあとにも誰かの役に立つことができる可能性があるから、どんな予定より先に撮影の時間をまず確保するようにしています。いや、先に撮影の予定を確保しない限り、あと伸ばしし続けるだけで日々の予定の中に撮影が組み込まれることはまず無いです。
その他に撮影をするいい面として、何か作品なるものを作っているとき全般に言えると思いますが、良い授業が撮れたなと思う時の脳の快楽物質の分泌量は異常なレベルです。ソシャゲのガチャで数千分の1を引き当てるレベル(何度かあります)のドーパミンが分泌されます。
子供達を見てても折紙や工作、絵を描くことなど、何かを作ることは本来ほとんどの人にとって楽しい、完成したときに快楽物質が出るのだと思います。
金銭を使って消費行動でドーパミンを出すより、仮に金銭にならなくても生産活動でドーパミンを出すことは充分人生を充実させることができるのでおすすめです。