【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
間脳と脳下垂体についてわかりやすく講義します。
語呂「後ろに婆さんが、、怖くておしっこいけない(脳下垂体後葉、バソプレシンは、抗利尿ホルモンとよばれ、集合管で水の再吸収を増やすことで『尿量をへらす』)」
脳についての語呂 • 脳の部位・機能の語呂合わせ 高校生物・生物基礎
●間脳の一部である視床下部は、前後の長さ6mm、重さが4g程度である。人では、大脳皮質が大きく発達しているため、視床下部の占める割合は脳全体の0.3%程度である。
しかし、この視床下部こそ、内分泌系、自律神経系の中枢であり、恒常性維持の最も重要な主人公である。
●教科書を見ても、視床下部の場所がよくわからない。小さいし、脳の奥深くにあるように見えるから、なんだか勉強しづらい。しかし視床下部が脳の奥の方にあるように見えるのは、一説には、視床下部があまりにも重要なので、外部から損傷を受けづらい脳の深部に位置しているためであると言われている。視床下部は、「生存するための脳」ともよばれる。
問題:内分泌系と自律神経の最高中枢はどこか。
答え:間脳の視床下部
問題:間脳視床下部でつくられ、神経細胞内を通り、脳下垂体後葉から分泌される、集合管での水の再吸収を促すホルモンは何か。
答え:バソプレシン
問題:甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンと甲状腺刺激ホルモンを分泌する内分泌腺を答えよ。
答え:間脳視床下部、脳下垂体前葉
問題(発展):神経細胞の中でも(バソプレシンを分泌する細胞のように)ホルモンを分泌するものを特に何というか。
答え:神経分泌細胞(『神経』だけどホルモンを『分泌』する細胞!と覚えよう)
#生物基礎
#恒常性
#ホルモン