おそらくこれを読んでいる多くの方が入試直前か、もしかしたら来年受験の方だと思います。
受験直前の当時の僕自身も目の前の入試のことしか頭になくて先のことなんて考えられない状態だった記憶があります。
入試の開始の合図で人生で初めて右手が震えたことを覚えています。センター試験の点数が極端に低かったので、周りの受験生よりかなり多くの点を取らなければいけなかったからです。
その当時の自分に何か言うべきことがあるとしたら、やっぱり大学に入ってからの方が100倍大事ということです。
あのとき年齢としては既に2浪でしたが、志望校に受かっても落ちても、その後の人生には何の影響もなかったと感じますが、大学生活の送り方で人生が大きく変わったのは確かです。
どんな大学に入学するにせよ、おそらく皆さんの周りは楽しく充実した大学生活を!と言って遊んでいるはずです(経験が大事とか言いながら遊んでいるだけのはずです)が、絶対に同調圧力に屈してはいけません。
僕の大学時代の話はそこそこ話しましたが、2015年に僕がYoutubeの撮影に専念した際も、おそらく薄い関係の知り合い程度の予備校講師のほとんどは「杉谷は何をやってんの笑。」くらいに思っていたはずです。当時テナントを借りて黒板を買ったのですが、母校で無料で撮影させてもらえるということで、1年間通い続けましたが、「なんか変な人が授業を撮影しているんだけど笑。」という学校の生徒からの空気がしんどかったです。もちろん直接言われたことはないのでただの自意識過剰ですが笑。2015年時点ではYoutubeそのものもあまり知られていませんでしたし、そんな世の中でした。
何が言いたいかというと、周りの価値観に流されてはいけない、ということです。もしかしたら、周りが血眼になって受験勉強をしているから自分も受験勉強をしているという人もいるかもしれません。それが同調圧力というものです。
社会に出たら、入った会社の大きさを競ったり、年収を競ったり、家の大きさを競ったり、登録者数を競ったり、それらもみんな世間の価値観に影響を受けた結果です。
幸せになるために必要な能力の一つは同調圧力を無視することだと感じます。
自分の道を突き進んでいれば、勝手に周りはついてきますし、歳を重ねるほど人生が楽になってきます。
少なくとも僕は、大学受験直前の当時の自分や自分の子供が受験直前なら、そういったことを伝えます。