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ブタの眼球の解剖を行いました。ブタの眼球はヒトの眼球と大きさやつくりが似ているので、目の構造を理解する教材として、非常に適しています。ガラス体・水晶体、強膜、網膜、視神経、盲斑などを観察しました。
実際に観察してみると、教科書や資料集では分からないことに気づいたりします。
例えばガラス体はガラスと名前がつくので非常に固いと思ってしまいますが、実際にはゼリー状の物質です。
私たちが「白目」と呼んでいる部分は強膜ですが、この強膜はカットしようとすると非常に硬く、その名にふさわしいということもよく分かります。
私たちが「黒目」と呼んでいる部分は実は透明で、後ろにある黒い部分(脈絡膜)を見ているだけである。
※この動画では素手で解剖をしていますが、実際に実験をするときはゴム手袋等をすることをお勧めします。素手でする場合はその後にしっかりと手洗いをして下さいね。