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KEM BIOLOGY (高校生物 学習チャンネル・大学受験用)

共通テスト対策・思考力問題01(センター試験2009メチルアデニン)

次の動画:共通テスト対策・思考力問題02(センター試験2005カメムシの帰巣行動)

概要

動画投稿日|2021年6月16日

動画の長さ|11:34

共通テストでは「思考力問題」が重要視されていますが、今までのセンター試験でも多くの思考力問題が出題されてきました。ここでは過去の古いセンター試験の問題から、私が思考力問題を選んで解説していきたいと思います! ※この問題は理系生物用ですが、知識は必要ないので、文系選択者にも役立つと思います! 問題pdfはこちら↓ https://drive.google.com/file/d/1j0-hV578eZY6O9t3y_igfsC762uUS7hn/view?usp=sharing 以下問題文も添付しておきます(図はpdfや動画内で確認して下さい) B ヒトデはウニと同様に海産の無脊椎動物であり,発生の実験によく用いられる。卵巣内の卵母細胞(図1)は,付属細胞に囲まれ,減数分裂の途中で停止しているため,精子を加えても受精しない。ヒトデの体内の別の組織から分泌される物質Xが卵巣に作用すると卵母細胞の減数分裂が再開する。これを卵成熟とよぶ。このとき,卵巣内では,メチルアデニンとよばれる物質が生成される。卵母細胞は卵成熟後に付属細胞が退化し,卵巣から放出される。その後,精子を加えると受精し,1〜2分後にエ受精膜が形成される。 ヒトデの発生における物質Xとメチルアデニンのはたらきを明らかにするために,ヒトデの卵巣から付属細胞がついた卵母細胞をペトリ皿に取り出し,以下の実験1〜4を行った。 実験1 付属細胞がついた卵母細胞にメチルアデニンを添加したところ,付属細胞は退化し,減数分裂が再開した。その後,精子を添加すると受精し,受精膜が形成された。 実験2 付属細胞がついた卵母細胞に物質Xを添加したところ,付属細胞は退化し,減数分裂が再開した。その後,精子を添加すると受精し,受精膜が形成された。物質Xの添加後,退化する前の付属細胞を取り出して分析したところ,メチルアデニンが検出された。 実験3 付属細胞をピンセットで取り除いた卵母細胞にメチルアデニンを添加したところ,減数分裂が再開した。その後,精子を添加すると受精し,受精膜が形成された。 実験4 付属細胞をピンセットで取り除いた卵母細胞に物質Xを添加したところ,減数分裂は再開しなかった。その後,精子を添加しても受精しなかった。 問3 実験1〜4の結果から考えられる記述として最も適当なものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。 3  ① メチルアデニンは付属細胞の層を通過することはできないが,物質Xは付属細胞の層を通過することができる。 ② メチルアデニンは付属細胞への作用を介して卵成熟を引き起こすが,物質Xは付属細胞とは関係なしに卵成熟を引き起こす。 ③ 物質Xは,付属細胞の層を通過する際には変化しないが,その後,卵母細胞でメチルアデニンに変化することにより,卵成熟を引き起こす。 ④ 物質Xは付属細胞に作用し,この細胞で生成されたメチルアデニンが卵母細胞に作用することにより,卵成熟を引き起こす。 問4 付属細胞を取り除いた卵母細胞の細胞質に,顕微鏡下でメチルアデニンを直接注入したところ,卵成熟は起こらなかった。しかし,実験2の物質Xを作用させた後の卵母細胞の細胞質を注入したところ,卵成熟が起こった。これらの結果および実験1〜4の結果から,メチルアデニンの作用として考えられる記述として最も適当なものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。 4  ① 卵母細胞の細胞質内で作用し,卵成熟を引き起こす因子を細胞質内に生成させる。 ② 卵母細胞の細胞質内で作用し,細胞質内のメチルアデニンを増加させ,卵成熟を引き起こす。 ③ 卵母細胞の表面で作用し,卵成熟を引き起こす因子を細胞質内に生成させる。 ④ 卵母細胞の表面で作用し,細胞質内のメチルアデニンを増加させ,卵成熟を引き起こす。 問5 下線部エに関連して,ヒトデやウニの受精膜の形成およびその前後の過程に関する記述として誤っているものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。 5  ① 受精時に,精子の先体は突起状に変化し,その部分で卵の細胞膜表面と接する。 ② 受精膜は,精子の進入した部位から卵の細胞膜と細胞質が分離することにより形成される。 ③ 精子が卵の表面に到達すると,卵の表面が盛り上がり,その部分から精子が卵に進入していく。 ④ 受精膜の形成により,最初に卵に入った精子以外の精子は卵に進入することができなくなる。

タグ

#高3#レベル4#生物実験・その他#演習

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