松山の世界史チャンネル
/ @松山の世界史チャンネル
①高1授業動画(古代史)
• 高1世界史
②高2授業動画(中世史・近世史)
• 高2世界史
③高3授業動画(近現代史)
• 高3世界史
高校で世界史を教え、一橋大学の世界史の問題を過去40年分以上研究しています。
一橋大学の問題は「問題が何を聞いているのか」ということを読み取ることが非常に難しいです。
ただ、一方でしっかり読み解くことができ、出題意図を知ると世界史の奥深さを知ることができます。
一橋大学の世界史の対策は、一橋大学の水準の授業を受けるしか方法はありません。
このチャンネルではヨーロッパ中世史に関する授業も公開しています。
所々で一橋大学の入試問題も使いながら、一橋大学で出題される水準に合わせて授業を展開していますので、ヨーロッパ中世史を極めたい人は、ヨーロッパ中世史の再生リストから学習を進めてください。
ヨーロッパ中世史の再生リストのリンクはこの動画の概要欄に貼っておきますので、そちらから視聴をすることができます。
• 中世ヨーロッパ史集中講義
また、一橋大を受験する生徒は、過去問を解くことが一番力になります。過去問を解いて、解説を聞いて、理解を深めるというサイクルを繰り返すことによって確実に力がつきます。これからも一橋大学の世界史に関する解説動画をあげていきますので、ぜひそちらもあわせてご視聴ください。
解答のポイント
1.背景
①世界恐慌に対し自由放任主義が不況を深刻化させたことを背景
2.内容
②フランクリン=ローズヴェルト大統領は、政府が積極的に経済活動に介入するニューディール政策を展開
③農業調整法や、全国産業復興法で生産調整を行って、商品の価格を引き上げた
④テネシー河流域開発公社で雇用を促進。ワグナー法で労働者の団結権、団体交渉権を認めた
⑤また、社会保障法で失業保険、退職金、老齢年金などの支給を政府が保障した
3.それ以降の経済政策への影響
⑥この修正資本主義の路線は戦後も採用された
⑦トルーマン大統領はフェアディール政策
⑧ケネディ大統領はニューフロンティア政策
⑨ジョンソン大統領は偉大な社会計画を推進
4.それが、なぜ、どのような理由から批判されるようになったのか
⑩しかし、70年代の石油危機を契機に発生した不況とインフレが同時に起こるスタグフレーションに修正資本主義は対応できなかった
⑪また、社会保障費が増大し、財政赤字の問題が深刻化したため、批判を受けた
⑫レーガン政権は新自由主義を採用し、小さな政府へと転換を図った。