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矢口はっぴー

生物の分類(発展) 高校生物雑談

次の動画:炭素循環・温室効果・真核生物8系統群 高校生物基礎

概要

動画投稿日|2021年6月3日

動画の長さ|16:30

noteの以下のページで生物の系統・分類について詳細に解説しています↓ https://note.com/yaguchihappy/n/nb48846200ad4 クイズに挑戦してみよう! 植物の分類確認クイズ↓    • 【確認クイズ】植物の分類 高校生物   動物の分類確認クイズ①↓    • 【確認クイズ】動物の分類① 高校生物   動物の分類確認クイズ②↓    • 【確認クイズ】動物の分類② 高校生物   *神経細胞が集まった構造を神経節と言います。扁形動物のような無脊椎動物の頭にある神経節は脳とも呼ばれます。 ◯生物の系統・分類に関する語呂、覚え方(本当は自分で語呂合わせを作った方がよい) 「変な原人(扁形動物は原腎管をもつ)」 「変なカゴに集中(扁形動物は集中神経系のかご形神経系をもつ)」 「軟らかいトロ5貫(軟体動物、環形動物にはトロコフォア幼生という浮遊性の幼生の時期をもつものがいる。これは軟体動物と環形動物がどちらも真体腔を持つ冠輪動物であり、系統的に近いことを反映している)」 「あなたとの関係は誤解です(環形動物にはゴカイが含まれる)」 「閉鎖的な缶蹴り(環形動物は閉鎖血管系を持つ)」 「せっせと脱皮する(「せ」んけい動物と「せ」っそく動物は脱皮動物)」 「輪形動物の輪はワムシの輪の字。」 「線形動物の線はセンチュウの線の字。」 「刺胞動物は刺すから「刺」胞動物(イソギンチャク、ヒドラ、クラゲ、みんな刺すイメージがあるだろう)」 「足で梯子を上って開放する(節足動物、はしご形神経系、開放血管系。ファミコン版のドンキーコングで梯子を上って姫を開放するイメージ)」 「へいらっしゃい!イカ!タコ!("へい"で閉鎖血管系。軟体動物の中でも、イカ、タコなどの頭足類は例外的に閉鎖血管系)」 「街頭でナンパ(外とう膜をもつ軟体動物。ただ、貝殻をイメージすれば軟体動物が外とう膜[貝殻を分泌する膜]をもつことはイメージできる)」 「四方に散財(刺胞動物は散在神経系[中枢がない])」 「棘皮動画の棘はトゲとも読む。ウニはトゲトゲ。(ナマコ等にはトゲがないが、塩基配列データ等から、棘皮動物に分類されることに注意)」 「襟を正すイケメン(えり細胞を持つ海綿動物。えり細胞が、えり鞭毛虫と見分けがつかないくらいそっくりなので、動物はえり鞭毛虫から進化してきたと言われることが多い)」 「イケメン、ナイスガイ(ホッスガイは海綿動物)」 「浅草には紅い天狗さ出るだ(アサクサノリ、テングサは紅藻類)」 「モウセンゴケは、もうせん!と言いつつ虫を食う(モウセンゴケは、食虫植物の被子植物である。コケ植物ではないから注意)」 「クラマ天狗に会ったら死だ(クラマゴケはシダ植物。コケ植物ではないから注意)」 「褐藻類はおいしそう(ワカメ、コンブ、ヒジキ、モズクなど、スーパーで売っていそうな、おいしそうなものが多い。偏見だが)」 「いかん!死守だ!(維管束植物は"シ"ダ植物、"種"子植物)」 「ドラキュラはグロい(アーバスキュラー菌根菌の仲間をグロムス菌類という)」 Q.どこがテストに出やすい? 軟体動物:アメフラシ、ハマグリ、イカ、タコがよく出ます。アメフラシは「慣れ」の学習つながりでよく出ます。イカやタコと貝が同じ仲間というところが面白いのでよく出ます。イカやタコは頭足類といいますが、昔は軟体動物の中でも頭足類に限っては閉鎖血管系ということがよく問われました。 節足動物:カメノテ、フジツボ、ミジンコ、ショウジョウバエがよく出ます。カメノテやフジツボは動物であるということすら気づかない小学生もいるので、面白く、よく出ます。ミジンコを単細胞生物と勘違いする子もいるので、よく出ます。ショウジョウバエは、双翅目ということまで出ます。ショウジョウバエはホメオティック遺伝子について有名で、そのつながりでよく出ます。節のある肢が特徴です。 棘皮動物:ウニ、ヒトデ、ナマコがよく出ます。みんな体の構造が放射相称ですが、一見似てないので、間違える子が多く、よく出ます。ウニは発生を学ぶ関係でよく出ます。 原索動物:ホヤがよく出ます。ホヤが動物であることに気づかない子が多いので、よく出ます。ホヤの幼生はオタマジャクシ型なことも進化学的に面白く、有名です。 *後は、問題で出会ったものから覚えておけば十分である。最近は単純に生物の分類を知識問題として問われることは少ない。本番で知らない動物名が単純暗記問題で出たら、スパッとあきらめてもよい。最近は、(よい傾向だが)生物界のドメインや、脱皮動物や冠輪動物など、大きな概念に関する問題がよく問われる。 以下、補足を記す(分類の細かい知識は最近は入試で問われにくい。過去問を研究し、他教科の学習時間とのバランスも見ながら資料集等を使って学習せよ) ◯動画では、体腔についてほとんど触れなかった。殆どの三胚葉性の動物には、消化管と外側の体壁の間に、液体や空気で満たされたスペース、体腔(たいこう、又はたいくうと読む)がある。 小さな動物では、この体腔の中の水が、身体に強度や運動可能性を与えている(ある部分が収縮すると、液体が移動して、別の部分が膨らむ。これが運動につながる)。 ① 無体腔 海綿動物、刺胞動物、扁形動物などは体腔をもたない。 ② 擬体腔 胞胚のときの胞胚腔がそのまま体腔となった。体腔が中胚葉と内胚葉からできている(表皮は中胚葉層で裏打ちされているが、消化管側ではこれを欠いている)。水理学的骨格としては性質が劣る。 輪形動物、線形動物など。 ③ 真体腔 中胚葉に由来する組織から形成された体腔。体腔を裏張りする(中胚葉性の)組織が存在する。内部にいろいろな器官を吊す。 節足動物、環形動物、軟体動物、棘皮動物、脊索動物など。高等な動物は基本的にこの真体腔をもつ。 ただし、リボソームRNAによる分子系統解析の結果、左右相称動物の進化は、体腔の発達とは関係ないという結論になりつつある。 ◯海綿動物は、古代ギリシャでは植物に分類されていた。確かに我々が一般にイメージする動物とは、大きく異なる形状を持つ。 ◯冠輪動物の触手冠は摂食に使われる。 ◯節足動物の体節の進化は、体の各部位がさまざまな機能を持つという分業を可能にした。現在最大数の種が知られている、この節足動物の進化的な大成功の秘訣は、このボディープランの進化にあると考えられる。たとえば、ロブスターの鋏は防衛のための付属肢、触角は感覚受容のための付属肢である。 ◯良く問われ、さらに間違えやすいが、カメノテやフジツボ、ミジンコも節足動物である。 ◯冠輪や脱皮など、紛らわしい言葉が使われているが、別に、脱皮をする生き物を脱皮動物と分類しているわけではない!この系統樹は、塩基配列の分子データに基づいたものである。 ◯プラナリアの神経節を、脳とすることもある。 ◯棘皮動物に特有の水管系という構造は、水力で動かす管が網目状になっていて、その末端は管足と呼ばれ、移動や摂食に使う。 ◯軟体動物のもつ外とう膜は、内臓を覆い、殻を持つ場合は貝殻を分泌する組織である。 ◯ホヤを見たことがある人は、ホヤが我々と同じ脊索動物であることに違和感を感じるかもしれないが、ホヤの幼生はなんとオタマジャクシ型である。 ◯シルル紀の地層から見つかったクックソニアは、維管束をもっていなかった。クックソニアは最古の植物化石であるが、形状がコケ植物とは似ていない。未だに初期陸上植物の進化的な謎は解決されていない。 ◯シダや種子植物は、維管束植物であり、陸上ではじめて大きくなることができた。ジベレリンが関わったか、リグニンが関わったか。 ◯動画の中で、天然のヒルには寄生虫がいると言っていますが、まず恐るべきは、ヒルの中にいる寄生細菌でした。すみません。 ◯高校では「二名法はリンネ(スウェーデンの博物学者)により創設された」というように書かれることが多い(入試ではそう答えること)。しかし、実際は、カスパル・ボーアン(スイスの植物学者)が既に属と種を区別し、二名法を植物について使い始めていた。リンネは二名法を動物の命名法に拡張したに過ぎない。リンネは、植物、動物、そして鉱物について二名法を用いて命名した。リンネは次のように鉱物・植物・動物を区別している。 「鉱物は成長し、植物は成長し生活し、動物は成長し生活し、かつ感覚をもつ」リンネはまた、「最初に創造されただけの種が存在する」として種の不変を強く信じようとしていた。 種が不変ではないという考え(進化論)を大きく示したのは、用不用説で有名なラマルクである(ただし、その考えは、当時あまりに早すぎた)。 *分類には色々な説がありますが、学校の定期テストならば先生と教科書の表現に、大学入試ならば過去問と教科書の表現にあわせてください。 0:00 はじめに(動物の分類) 2:17 海綿動物(カイロウドウケツ) 3:00 刺胞動物(ヒドラ) 3:55 旧口動物(脱皮動物と冠輪動物) 4:52 軟体動物(イカ・タコ・貝・外とう膜) 6:12 扁形動物(プラナリア) 7:03 輪形動物(ワムシ) 7:53 環形動物(ゴカイ・ミミズ・ヒル) 9:05 脱皮動物と冠輪動物 9:22 線形動物(センチュウ) 9:51 節足動物(カメノテ・フジツボ・昆虫) 11:59 新口動物(棘皮動物・脊索動物) 12:11 棘皮動物(ウニ・ヒトデ・ナマコ) 12:49 脊索動物(ホヤ) 13:34 植物の分類 15:57 おわりに #高校生物 #生物の分類 #生物

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#高2#高3#レベル3#生物の多様性と系統#講義

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