こんにちは北の大学生です!
今回は計算スピードを速くする方法について書いていこうと思います。共通テストでも2次試験でも制限時間が決まっているので、計算スピードが遅いと、解き方がわかっているのにすべての問題を解き切れずに終わってしまう、なんてもったいないことになってしまいます。
計算スピードを上げて、本番でも余裕を持って解けるようにしましょう。
計算テクニックを学ぶ
まずは計算テクニックを学ぶことです。
愚直に計算するのではなく、テクニックを使って計算することによって、かなりの時間短縮が見込めます。テクニックをモノにするには少し時間がかかるかもしれませんが、身につけてしまえばその恩恵は大きいでしょう。
以下では、自分が意識していた計算テクニックを2つ紹介していきます。
計算しやすい形に変形する
これは私もよく使う計算方法です。
例えば、18×27の計算があったとしましょう。普通に計算するとなると、筆算で求める人が多いと思います。2桁×2桁の問題なので、少し時間がかかってしまいますし、計算スペースをかなり使ってしまうのでもったいないです。
ここで、計算しやすい形に変形させて計算してみましょう。
18×27
=(20-2)×27
=20×27-2×27
=540-54
=486
18を(20-2)のように変形するのがコツです。20×27も2×27も計算しやすい形ですし、この場合は2×27を暗算すれば、それを10倍したものが20×27なのでとても楽ですね。
最後の引き算も暗算できると良いです。
この方法を意識して掛け算できるようになると、普通に計算するよりは時間短縮になるんじゃないかと思います。数学のみならず、理科でも有効です。
余計な積分計算をしない
2つ目は、数学の積分分野に限った話にはなってしまいますが、余計な積分計算をしないことです。
例えば、以下の斜線部分の面積を求める問題が出たとします。
図から、「面積ということは積分か。直線と円の式を使って積分すれば良いんだな」と思う人もいるのではないでしょうか。積分の道具を多く持つ理系の方ほど、この発想になりやすいと思います。
しかし、よく見ると面積は「左側の三角形」と「右側の円の4分の1」の面積の和になっています。つまり、わざわざ積分しなくても、三角形の面積の公式と、円の面積の公式を使うだけで面積を求められるのです。
こちらの計算方法の方が計算ミスも起こりにくいし、早く答えを求められます。面積を求める際は、何か工夫できないかなと考えるようにしましょう。
今回はぱっと思いついたテクニックがこの2つだったのですが、他にもテクニックはたくさんあるので、ぜひ引き出しを増やして、上手く活用して計算スピードを上げてみてください。
計算に慣れる
結局、いろんな問題に触れて計算に慣れることが一番大事です。
いろんな問題をたくさん解いていれば、計算のコツが分かり、暗算のスピードが上がってきます。
また、何度も同じような計算をしていると、よく使う計算は自然に暗記できてしまいます。
例えば12^2=144とか、13^2=169などです。化学で言うと、22.4L/molを使った計算などでしょうか。
x^2の値については、私もx=21くらいまで覚えていると思います。頑張って暗記したというよりは、いろんな問題を解く中で自然に覚えてしまったという感じです。
このような値を覚えてしまうことによって計算時間は格段に短くなりますし、計算ミスも起こしにくくなります。
例えば数学3で出てくる部分積分の公式も最初はややこしいですが、何回も計算していれば自然に身についていくでしょう。
そろばんをやっていたなどで元から暗算が得意な人もいますが、数学の計算スピードが速い人の多くは、大量の問題を解いて努力したことで身につけているのです。
なので、とにかく計算はサボらず、多くの問題を解いていく中で計算方法やテクニックに慣れましょう。
今回はここまでです!
それでは読んで頂きありがとうございました🙏




