喉を守れ
どうもフジです。
今回は、冬になると多くの人が苦しむことになるであろう、乾燥による喉(のど)の不調について。乾燥は誰にとっても厄介なものですが、受験生は特にその辺りには敏感でしょうから、是非気にしてあげてほしいですね。
喉の不調は痛みそのものより、集中力の乱れを通じて学習の密度を落としてしまう点が問題な気がしますし、乾燥対策は「健康管理」ではなく「集中力の基盤づくり」だと捉えるのがよいでしょう。
室内環境を整えよ
乾燥対策に取り組む際にまず意識したいのは、勉強する空間そのものを乾燥させないということです。喉の粘膜は湿度の変化に敏感で、湿度が40%を下回ると炎症が起きやすくなるんですね。理想の湿度は45〜60%の範囲、これを安定して保てるとベストです。
加湿器が使える環境なら加湿器を使ってください。加湿器を使えば最も手早く湿度を確保できます。ただ、使えない場合でも方法はあります。濡れタオルを干す、水を入れたコップを置くといった簡単な工夫だけでも湿度は上がります。まずはこうした形で空気の土台を整えておくと、喉が受ける負担は大きく減ります。
ここで気をつけたいのが暖房の扱いです。
暖房自体が悪いわけではありませんが、加湿が伴っていない状態でこれを使うと空気が急激に乾燥します。喉には大ダメージです。冬の学校や塾の自習室では、加湿をしていないどころか、寒さを理由に換気扇すら止められていて、そして暖房だけが稼働しているという状況も珍しくありません。加湿もしてないくせに換気扇まで止めるなんて…。
換気扇を止めてしまうと、乾燥した空気が室内に滞留し続けるため、喉にとって非常に厳しい環境になります。外の空気は冷たくても室内より湿度が高いことが多く、短時間であっても換気をすれば乾燥が和らぎますから、暖房をつけるなら換気はマストです。弱めに換気扇を回しておく、時折短い換気を入れるなど、少しでも空気を動かしておくほうが結果的に喉の状態は安定します。
こういった環境の話を踏まえると、スタバのようなカフェで集中しやすい理由がよく分かります。空調と換気と湿度管理が一体で制御され、乾燥の波が少ないため、喉の負担が生じにくいんです。自宅や学校で乾燥が気になるときにカフェへ移動して急に集中できるようになるのは、空気環境が安定しているからでしょう。空調に敏感な方は、少しお金もかかりますが、カフェで勉強するのもひとつの手かもしれませんね。
喉への直接ケアは先回りがすべて
もちろん、室内環境を整えても乾燥を感じる場面はどうしてもあります。そこで必要になるのが、喉への直接ケアをこまめに先回りして行う姿勢です。
手っ取り早いのはマスクの着用ですね。風邪予防というより、自分の呼気の湿度で喉を守るという観点で考えると分かりやすいと思います。冷たい外気や乾燥した電車、暖房が効いた教室などでは、マスクの有無による喉の状態の違いがかなり大きいです。
また水分補給も心掛けたいところです。喉が乾いたと感じる時点ではすでに粘膜の乾燥が始まっています。授業中でも自習中でも手の届く位置に水を置いておき、少量をこまめに飲む習慣をつけるだけで、喉の状態はかなり安定します。
ちなみにのど飴も有効ですが、痛みが出てから使うのでは遅いです。乾燥しそうだと感じた段階で先に舐めておくと、喉の粘膜を保護する薄い層が維持され、乾燥によるダメージを受けにくくなりますよ。
乾燥を放置すると、喉や鼻の違和感から集中が乱れてしまうこともありますから、湿度管理、換気、暖房の扱い、こまめなケアといった基本を守って、冬の学習リズムを安定させましょう。
というわけで今回は以上。




