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北の大学生

【物理】高校で学んだ内容はどんなことに活きるの?(1/2)

2024年8月30日

こんにちは北の大学生です!

今回は、高校物理で学んだ内容が、将来どんなことにつながってくるのかについて書いていきたいと思います。苦手な人も多いと思いますが、物理の勉強のモチベーションがないという理系の人は、ぜひこの記事を読んでやる気を出してもらえればなと思います。

ここでは力学、電磁気の2つに絞って紹介していこうと思います。

力学

力学は、特に建築(材料力学)や設計に役立ちます。
例えば、大学の材料力学では、力やモーメントのつり合いから、材料にかかる力やたわみを求めることが出来ます。

以下のような、片方の端が固定されていて、他端に集中荷重Pがかかっているはり(棒のようなもの)の変位について考えてみましょう。荷重がかかると少なからず棒は曲がりますよね。

大学範囲ということで、式の内容はよくわからないと思うので、「モーメントと積分を使っているなあ」くらいに思ってくれれば大丈夫です。



モーメントのつり合いから微分方程式を立て、そこから位置xにおけるはりのたわみ(変位)を求めています。

こういった棒のたわみの計算は、例えば家具などを設計するときにとても大事になります。荷重の計算をせずに製品を出して、壊れて怪我でもしたら大変ですからね。

このように、高校で学んだモーメントのつり合いの知識は、大学物理でも登場することになり、実社会でも応用されていきます。今のはただの一例ですが、力学はもっといろんな幅広い分野で役立ちます。

電磁気

電磁気学は、皆さんの目の前や身の回りにある電子機器やロボットの設計、改良などに役立ちます。高校物理の範囲で言うと、電気回路の範囲が特に役立ちます。

この分野は現代において需要が非常に高まっており、人手不足になりやすい分野でもあります。なのでもし皆さんが大学に入ってから電磁気学や電子回路について詳しく勉強すると、研究職の就活においても重宝される存在となるでしょう。

まだこの世に存在しない、とても便利な電子機器を作ることも可能になるかもしれません。

しかし、大学の電子回路は、高校に比べてかなり複雑です。私はまだ大学院に進学していないので学部レベルの難易度ですが、下のような回路を解かされたりします。出てくる素子は高校物理と変わりませんが、大学ではより高度な数学を使うことができるようになるので、回路が複雑になるんですね。



詳しく理解する必要はないですが、高校に比べてかなり複雑なんだなあと思っていただければ良いです。


今回はここまでです!

高校物理の知識でも、所々理解できる部分があったのではないでしょうか。読んで頂いて感じたかもしれませんが、物理は生活との結びつきがかなり強いと思います。なので、特にものづくり系の研究者を目指すのであれば、物理は避けて通れません。高校で学んだことが直接大学物理にもつながっていきますので、ぜひ理系に進む方は将来のためにも頑張ってもらえたらと思います。

それでは読んで頂きありがとうございました🙏

北の大学生

地方自称進学校→河合塾で1年浪人→北海道大学総合理系→北海道大学工学部 受験期の過ごし方、大学生活などを受験生の参考になるように発信していきたいと思います。 質問やリクエストがあればXアカウントの方にコメントかDMお願いします!

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