死亡率は、死亡数を総人口で割って求められる。
単位は**‰(パーミル)**が用いられることが多い。

死亡率の中でも、特に重要なのが乳児死亡率。
乳児死亡率は、
などの社会の発展状況をよく反映する数値であり、先進国と発展途上国で明確な差が出る。
(データブック・オブ・ザ・ワールド、数値は2020年)
死亡率の高い国には、大まかに二種類ある。
人口転換の最初の段階に位置する、貧しい国に多い。
当然ながら高齢者は死亡率が高いため、高齢者が多い国では死亡率も高くなる。
これがあてはまるのが日本やドイツ、イタリアなど。
多産少死から少産少死に移行する過程の国が、最も死亡率が低い。
人口ピラミッドでいうとこのような形。

これは、
が要因。
韓国やタイなどがあてはまる。
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