直角三角形の三辺の長さについて、次の関係式が成り立つことを三平方の定理という。
「ピタゴラスの定理」とも呼ばれるが、高校数学では「三平方の定理」と書かれていることが多い。画数は「三平方の定理」の方が 画少ない。
通りを超える証明方法があると言われているが、ここでは代表的なものを紹介する。他の証明は、例えば林俊介さんの動画を参照。
上の図で、大きい正方形(水色)の面積を 通りで計算する。
①一辺の長さの 乗として
②小さい正方形(ピンク)+ つの直角三角形として
これらが等しいので、
が示される。
逆も成り立つ。つまり、三辺の間に
の関係が成り立つ三角形は、 の対角を直角とする直角三角形になる。
また、 を満たす自然数の組 をピタゴラス数といい、大学受験でもちょいちょい登場してくるテーマ。ピタゴラス数に関する整数問題は、こちらのようにokedouで絞り込み検索できる。
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