ウマイヤ朝
概要
カリフを世襲とした最初のイスラーム王朝。
ムアーウィヤによって立てられた王朝で、首都はダマスクス。
イスラム教徒かどうかではなく民族で課税していた。
まとめ→イスラーム
時代
661年〜750年
場所
詳細
最後の正統カリフ、アリーが暗殺された後に、ムアーウィヤによってたてられた王朝です。
ダマスクスに首都を置き、カリフ位の世襲を始めました。(正統カリフは投票によって選ばれていました。)
中央アジアやインド、イベリア半島への進出を行いましたが、フランク王国にはトゥール・ポワティエ間の戦いで敗れました。
異民族にはジズヤ(人頭税)とハラージュ(地租)を課税し、改宗者(マワーリー)に対する待遇も同様でした。
キリスト教やユダヤ教はイスラム教の起源であったため、その教徒は「啓典の民」としてゾロアスター教などの異教徒(ズィンミーと呼ばれた)よりも敬われました。
『コーラン』では信者の平等が説かれていたため、マワーリーに対する政策は批判を浴びて倒され、750年にアブー=アルアッバースによりアッバース朝が開かれました。
ウマイヤ家のアブド=アッラフマーンは西方に逃れ、後ウマイヤ朝をたてます。
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