東太平洋赤道域の海水温が、平年に比べ数℃以上低下する現象のこと。
日本では猛暑・厳冬、東南アジアでは多雨となるなど、世界的な異常気象を引き起こす。

赤道域では貿易風が吹くため、表層の暖かい海水が西に吹き寄せられる。
太平洋の東側からすると海水が足りなくなるため、その分を補うために深海から海水が湧き上がってくる。
深海の水は冷たいので、東太平洋の海水温は緯度の割に低い状態となる。
(気象庁HPより引用)
貿易風が強まることによって、ラニーニャ現象は発生する。
表層の暖かい海水がどんどん西へ流れていってしまうため、深海からの湧昇流が通常より強くなる。
深海の水は冷たいので、東太平洋赤道域の海水温が通常より低くなる。
(気象庁HPより引用)
日本では、猛暑・厳冬になる。
ラニーニャの時は、気候が激しくなると思っておけばOK。
海水温が平年より低下するため、より低気圧が発生しにくくなり、より乾燥する。
海水温が平年より上昇するため、低気圧がより強力になり、豪雨・洪水災害が発生することがある。
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