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アメリカ進出


概要

大航海時代に発見された「新大陸」アメリカへの入植のお話です。

他の地域同様、スペイン、オランダ、イギリスと覇権が移っていきます。 まとめ→近世ヨーロッパアメリカ

時代

17世紀〜18世紀

場所

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詳細

争奪

アメリカに最初に進出したのは、大航海時代の流れからスペインやポルトガルでしたが、他の地域と同様、オランダなどの攻撃で地位は低下します。

オランダは17世紀に西インド会社を設立すると、北アメリカにも進出、東岸にニューアムステルダムを建設しましたが、その後イギリスに奪われ、ニューヨークと改名しました。

イギリスは北アメリカ東岸にヴァージニア植民地を設けた後、本国からピューリタンが移住し、ニューイングランド植民地などを建設します。

18世紀には合わせて13の植民地形成されていました。

一方フランスはケベックを中心に進出し、ルイジアナを獲得しましたが、フレンチ=インディアン戦争後に結ばれたパリ条約でミシシッピ川以西のルイジアナをスペインに譲渡し、北アメリカにおける領土を全て失いました。

ここに、イギリスの植民地帝国の基礎が据えられます。

しかし、植民地は独立戦争を起こし、アメリカという一つの国となります。

影響

アメリカ大陸ではプランテーションが盛んになり、大量のアフリカ黒人奴隷が必要となったことで、三角貿易が行われるようになりました。

その結果、ヨーロッパでは資本が蓄積され産業革命の前提となり、西インド諸島からもたらされた商品は生活革命をもたらしました。

一方アフリカ西海岸地方では、人口の激減や現代に続くモノカルチャー経済化などの甚大な社会的被害を受けました。

補足

ニューイングランドの礎を作ったピューリタンの集団、ピルグリムファーザーズの絵が以下です。

メイフラワー号で到着しました。

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関連単語

13植民地 / 大西洋三角貿易 / フレンチ=インディアン戦争

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