DNAのうちの遺伝子の部分の塩基配列を写し取って、 mRNA(メッセンジャーRNA)をつくること。 (RNAについて、詳しくはこのページをチェック!)
DNAからは、タンパク質をつくることができます。
まず始めに、DNAからタンパク質の設計図を作り、 それをもとにしてタンパク質をつくります。その設計図がmRNAというわけです。
つまり、転写はタンパク質の設計図をつくるために行っているということです。
DNAの2本鎖のうち、遺伝子があるのは実は1本だけなのです⋯!
しかも、1本のDNAの塩基配列のうち遺伝子となるのは、なんとたったの2~3%なのです⋯!!
遺伝子がある方のDNAを「鋳型鎖」と呼ぶので、覚えておこう!
mRNAができるまでの流れはしっかりとおさえておこう!

以下、生物基礎では触れていないところを含めた流れです。
「生物」科目の人は、ここまで覚えておこう。

ちなみに、mRNA前駆体はこの後「スプライシング」によって、mRNAになる。 生物選択であれば、これも覚えておこう!
タンパク質ができるまでの過程を動画で学びたい方は、
「おうち生物 20. タンパク質ができるまで」をチェック!
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