自動車交通

特徴

• 高速性：そこそこ
• 輸送効率：悪い。大量輸送ができない
• 定時性：悪い。渋滞等の影響
• 安全性：比較的低い。事故が多い
• 利便性：極めて高い。戸口輸送が可能
• エネルギー効率：悪い。二酸化炭素の排出が多い
• 輸送費：そこそこ

強み

戸口輸送が可能。

これは他の輸送機関には絶対に不可能なことであり、自動車交通の圧倒的強み。

戸口輸送が可能なことで、

• どこからどこへでも運べる
• 時間に縛られない（いつでも運べる）

という利点がある。

この圧倒的な利便性から、自動車は他の交通機関よりも圧倒的に支持されている。

弱点

• 輸送効率が低い
• エネルギー効率が悪い

ことが最大の弱点。

輸送効率が低い

一度に大量の人や物を運ぶことができない。

たとえば、バスはどんなに多くても100人前後を乗せるのが限界だが、鉄道なら一度に2000人近くを輸送できる。

貨物でも、貨物列車ならトラック数十台分の荷物を一度に運ぶことができる。

エネルギー効率が悪い

自動車は、大量の燃料を消費する。

そのため二酸化炭素など温室効果ガスを大量に排出し、環境に悪影響が大きい。

そのため、輸送効率の向上、環境負荷の低減などを目的に、自動車輸送から鉄道・船舶輸送に切り替えるモーダルシフトが行われている。

輸送シェア

世界

世界的には、旅客・貨物ともに圧倒的シェアを握る。

例外なのがアメリカ合衆国で、貨物で鉄道の割合が高い。

日本

旅客・貨物ともに圧倒的シェア。

旅客では鉄道のシェアがやや高いが、それでも圧倒的な差をつけて首位となっている。