「純物質」とは、ずばり純粋な物質のこと。 酸素、窒素、水、鉄など、他の物質と混ざらず単一の状態になっているのが純物質です。
逆に、空気(窒素+酸素など)や食塩水(水+食塩)など、純物質が混ざり合ったものが「混合物」です。
単体であろうが化合物であろうが、 1種類の物質のみでできているのが純物質です。 そして純物質が2種類以上混ざったものが混合物です。 つまり以下のような関係にあります。
海水を沸騰させれば水が蒸発して食塩を取り出せるように、混合物は物理的な操作で分離することができます。一方、純物質は物理的操作では分離できません。
よくと書く塩酸は純物質と勘違いしがちですが、実際には水に塩化水素が溶けている混合物です。あなたの学校の先生も「しめしめ、みんな間違えるぞ〜」とテストに出してくるので絶対に正解してやりましょう。
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