ギリシャの文化を発展させた実用的文化が広まりました。 ラテン語などがその代表です。
実用的文化の表れとして、土木、建築技術があります。
水道橋や街道、凱旋門など、現代に残る遺物も多くあります。


その一つであるコロッセウムでは剣闘士の闘技が行われ、都市下層民の享楽(「パンと見世物」)のひとつとなりました。

後世にも影響を与えた文化遺産の代表として、ローマ法が挙げられます。
十二表法に始まり、ローマ市民全員に適用される万民法となったローマ法は、6世紀に東ローマで編纂された「ローマ法大全」がその集大成となっています。
精神文化では、ギリシャ文化の影響を受けたものが多くあります。
ウェルギリウスらの作品はその代表です。
また弁論術も発展し、キケロをうみました。
歴史記述ではリウィウスやタキトゥス、またギリシャ人のプルタルコスなどが有名です。
自然科学分野においても、ギリシャ人のプトレマイオスなどが活躍しました。
宗教は、キリスト教が広がった時代でした。
その教義の確立には教父と呼ばれるアウグスティヌスなどの思想家が活躍し、後の神学のもととなりました。
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