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ネルー


概要

大戦期から冷戦期にかけて、インドの指導に当たっていた人物。

独立運動を国民会議派として率い、独立後には首相となった。

冷戦期には第三世界の中心人物として非同盟主義を唱えた。

流れ→インド植民地化第三世界

時代

1889年〜1964年

場所

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詳細

独立運動

第一次大戦後のインド独立運動において、国民会議派を率いていました。

29年には完全独立(プールナ=スワラージ)を決議し、ガンディーを呼び戻すなど精力的に活動を行いましたが、35年の新インド統治法により自治や独立は否定されました。

独立

大戦後の独立の際には、ヒンドゥー教徒とムスリムの統一インドを目指していましたが、ジンナーを中心とする全インド=ムスリム連盟パキスタンとしての分離独立を目指したため対立しました。

分離独立が決まったものの、国境線を巡って混乱が生じて印パ戦争と呼ばれる争いがしばらく続きました。

1947年に独立を達成し、ネルーはインドの初代首相となります。

第三世界

冷戦中の1954年には**周恩来**とともに「平和五原則」(注1)を発表し、「第三世界」を率いる存在となりました。

1955年にはインドの連帯のためのコロンボ会議を主催、またインドネシアのバンドンではアジア=アフリカ会議を開催し、反帝国主義、反植民地主義を謳う「平和十原則」を発表します。

61年にはベオグラード非同盟諸国首脳会議を開催しました。

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(1)平和五原則

  • 領土・主権の尊重
  • 対外不侵略
  • 内政不干渉
  • 平等互恵
  • 平和的共存

の五つを原則として定めたものです。

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