鳥羽伏見の戦いとは、江戸時代末期に勃発した、戊辰戦争のきっかけとなった戦い。
新政府と旧幕府が戦って新政府側が勝利した。
鳥羽伏見の戦いが起きたのは、1868年の正月のことです。
当時は薩摩藩や長州藩が江戸幕府を倒そうとしているいわゆる幕末。
すでに王政復古の大号令が発せられ、薩長による新政府が誕生していました。
そんな新政府は徳川慶喜の辞官納地を決定。
つまり「徳川慶喜は政治から身を引け」と命令したのです。
これに対して慶喜に仕えていた部下たちが怒りました。
当時大坂にいた沢山の慶喜の部下たちは京都へと押しかけたのです。
これを受けて京都にいた新政府も動きます。
こうして大坂と京都の間にある鳥羽・伏見で戦いが勃発したのです。

結果は旧幕府の軍勢が敗北
江戸幕府将軍の徳川慶喜は江戸へと逃亡しました。
この戦いによって戊辰戦争が勃発。 徳川慶喜追討令が出されます。 以後京都にいる新政府は江戸にいる旧幕府と戦っていくことになるのです。
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