ラテンアメリカなど、独裁政権の強かった途上国の民政移管についてです。
80年代〜

石油危機の影響などから、工業化の進展していた途上国の財政が危機に陥ります。
メキシコなどがその代表です。
また、工業化による中産階級が成長し、開発独裁政府や軍部政府が倒され、民主化していきます。
アルゼンチンではイギリスとのフォークランドをめぐる争いに敗れたことから83年に民政がはじまります。

ブラジルでも85年に民政移管を決定しました。
チリではアジェンデを首班とする左翼政権からピノチェト中心の軍部政権に移っていましたが、経済危機により民政移行が決定しました。
インドネシアのスハルト政権も98年に倒れています。
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