東南アジアの工業
だいたいのイメージ
代表的な工業を地図に描くとこうなる。
工業と所得水準はだいたい一致している。
フィリピンやインドネシアは、工業のイメージはあまりない。食料品工業などの軽工業が中心。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
各国の状況
ベトナム
- 豊富な労働力(人口約1億人)
- 低い賃金(一人当たりGNI:4020ドル)(2022年)
をいかし、労働集約的な工業が発展。
- 電気機械の組み立て(スマートフォン等)
- 縫製産業
が発達。
詳しくはベトナムの工業・貿易を参照。
カンボジア
- 低い賃金(一人当たりGNI:1690ドル)(2022年)
をいかし、縫製産業が発展。
タイ
東南アジアの自動車工業の中心。
日系企業も数多く進出しており、バンコクは東南アジアのデトロイトとも呼ばれる。
マレーシア
自動車などを少し作っているほか、電気機械などが中心。
シンガポール
高い技術力を活かした先端技術産業が集積。
外国から投資を受けたベンチャー企業も多い。
その他の国
他の国はあまり工業のイメージがない。
農林水産業が中心で、工業はかんたんな食料品工業程度。
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